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2004年1月1日(木)
元旦の朝 天気:曇り (カナダに来て110日目です)

明けましておめでとうございます
日本とは17時間遅れて ニュージーランドとは21時間遅れてようやく新年になりました
今年から写真付の日記を載せることにしました

こちらカナダは先週から雪が降っています それほど積もらないのですが 気温は−5度くらいで寒い朝です 左の写真がきょうの朝で 右のが去年の6月に家を探しに来たとき我家の前で写したものです
比べてみると 夏がいかに素晴らしいかがわかります 寒い冬をじっと耐えて春を待つ心境がよく分かります
ことしもどうぞよろしくお願いします (、と。を抜きました) 

2004年1月2日(金)
家族の紹介(その1) 天気:うす曇り

きょうからカナダは平日ですが、週末ということで今日まで仕事を休む人が多いようです。
左の写真は我家の2階から裏のほうを眺めた景色です。オレンジ色のは物置で、その左は隣家の物置です。外階段の手すりにも雪が10cmくらい積もっています。
右の写真は「美優(みゆ)」という雌の猫で、多分7歳くらいです。3匹いる猫の中では一番気が強くて、犬たちも敬遠して逃げます。
猫の後ろでは、ワイフが手紙か何かを書いています。

2004年1月3日(土)
家族の紹介(その2) 天気:晴れ

今朝は−15度まで下がって寒い朝です。雪は溶けずに道路に残っていて靴で踏むとキュッキュッと音がします。
きょうは左のバセットハウンドのエリナと、右のソファーを自分の物のように占領している潤一郎(ジュン)の紹介です。
エリナは、耳が大きくて足が短い犬種でダックスフンドを大きくしたような感じです。とにかく人間が好きで、誰にでも飛びついて大歓迎します。
番犬には向かないです。日本にいたときは、皮膚病で背中の黒いところの毛が抜けてブチになっていましたが、こちらに来てから乾燥しているせいか直ってきています。
ソファーの上で寝そべって、いびきをかいて寝ていることが多いので「社長」と呼んでいます。ジュンは、今年5歳になる雄猫で、小さいときに捨てられていてカラスに襲われていたのを、通りかかった人に助けられたので、幸運な猫です。
夜になってから、家の中を走り回って騒ぐので、ちょっと困っていますが、しかると全然関係の無いような態度を取るので「おとぼけジュン」と呼んでいます。

2004年1月4日(日)
家族の紹介(その3) 天気:晴れ 

今朝は−25度と冷凍庫なみの気温です。朝の犬を連れての散歩で耳が痛くなります。
きょうはスコティッシュ・テリアのヒロと、日本で里親探しをしていて結局カナダへ連れてきてしまった「大ちゃん」改めBICの紹介です。
ヒロは今年5歳になる女の子ですが、スコッチにしてはとてもおとなしいです。こちらに来てからは、いつも玄関の窓から外を見張っていて、通る人や犬がいるとワンワンとほえて知らせてくれます。
BIC(ビック)は、日本では大きな猫だったので「大ちゃん」と呼んでいましたが、こちらに連れてきてからは、ビックと改名しました。
日本語の大(ダイ)は、英語で死ぬことを意味するので変えたのですが、それ以来おとなしくなっています。
以上の犬2匹と猫3匹が我家のにぎやかな子供たちです。

2004年1月5日(月)
ケロウナの山火事 天気:晴れのち曇り

去年の夏に起きた、ケロウナでの山火事の写真集を借りたので紹介します。
左の写真が表紙ですが、オカナガン湖というケロウナ市の中心にある湖の対岸で、ブドウ畑や民家のある場所で起きました。
乾燥している夏に、広い面積で燃え広がったため、消化活動がなかなか進まず、1ヶ月以上燃えつづけていたようです。
右の写真は、燃えて幹だけ残った林と燃え尽きた民家の焼け跡です。
私たちが9月にケロウナへ引越して来たときには、もう火災は収まっていましたが、これから引越す家が焼けてしまっているのではないかと心配でした。