輪 郭 強 調       (シャープネス)                            トップページへ戻る

 

デジタルカメラには、銀塩カメラにはない「輪郭強調」という機能がありますが、これは読んで字のごとく、輪郭を強調するものですね。

これを「ピントが多少ボケたもの」を救済するための機能として使っている場合もあるようです。

 

D300」には、「オート」と「0〜9」まで設定がありますが、「オート」の場合は時により変化して比較にはならないと思いますので、

ここでは、「0」・「3」・「6」・「9」の比較をしてみました。

 

ラクダの「両前足の隙間」やその上の「赤い稲妻マーク」などを見るとわかりやすいかもしれません。

 

D300・シグマ「2460mm F2.8 EX DG f2.81/30   輪郭強調以外は、「すべて同じ設定」です。

わかりやすくするため、元画像の約二倍に「トリミング」してあります。

 

  

@  輪郭強調 「0」                                        A  輪郭強調 「3」

  

B  輪郭強調 「6」                                        C  輪郭強調 「9」

 

@とHを比べるとよくわかりますが、「0」と「3」、「3」と「6」、「6」と「9」などはほんの少しの変化のようです。

また、色の境目なども「9」になるにしたがって「ハッキリ」とわかるようになってきて、「Mobil」の「赤いo」も目立つようです。

 

「輪郭強調」を強くすると、「色の境目がハッキリ」と、色合いも「くっきりと」

感じられるようで、後ろの「ボケ」もシャープになってきているような気もします。

 

感度を高くしてノイズが多くなった時、輪郭強調を高めてしまいがちですが、そうすると

「ノイズの輪郭」もハッキリしてきてしまいます・・・試に一度、輪郭強調を弱くしてみてください。

 

どのような「輪郭強調」に設定するかは、撮影する人の好みです(写真に決まりはありません)。

あとは撮ってみて「自分の好み」を探しましょう(自分の好みがないと、先へなかなか進まないようです)。

 

 

 

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