「これから論文を書く若者のために」
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若手研究者のお経
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2/28(火) の進歩 陸女寿司へ
今日は、4人で陸女寿司へ行く。博士論文・修士論文の慰労会である。地下鉄八乙女で待ち合わせ、陸女さんへと歩いて行った。TOTOのショールー ムが曲がる印であることを初めて認識した。というわけで、いつも通りに美味しい寿司を頂いた。シャコが特に美味しかった。この味はは驚きだった。 日本酒もたくさん頂いた。新正No.6とか最高だね。陸女さんを辞して二次会へ行った。このあたりから記憶が怪しく、気づくと自宅で寝ていた。ど うやって帰ったのかも覚えていない。楽しかったのは確かだけど。
 修論発表の打ち上げの時も、帰宅した記憶が無かった。2回も続けてこうなるとは。弱っている。自分に不安。

研究相談をした。大きな飛躍があった。なるほど、そういうことか、超面白い! 証明を頑張ってね。

プロジェクトK。剽窃や捏造は絶対に駄目という話を書いている。これからは、AIに書かせるという行為も増えるであろう。そんなこと、絶 対にやって欲しくない。けれど、罪の意識もなくやってしまいそうだ。AIは、他者が蓄積した知識を使って文章を書く。なので、AIが書いた物を自 分の物としてしまうのは剽窃であると訴えよう。
2/27(月) の進歩 才能あり?
プロジェクトK関連で鈴虫の餌を調べた。その昔、鈴虫を飼っていたことがある。しかしうまくいかず飼うのを止めてしまった。何しろ、購入してケー スに移動したら、その瞬間に半分くらいばたばたと倒れて死んでしまうのだ。その様子を見て、飼う才能以前の問題として否定された感が漂った。辛う じて生き残ったものには、あんの容赦ない攻撃が待っていた。ケースに向かって「あんっ、あんっ、あんっ、あんっ」と吠えられては、風流に鳴く余裕 もないであろう。虐待でしかないと思い、全部が死んでしまったところで飼うのを止めた。そういえば庭の池のメダカも全滅した。私にはそういう才能 がない、いや、そういう才能があるのかもしれない。
プロジェクトK。例を用いながら説明するようにしている。出来るなら実例を使いたいけれど、色々な事情で、架空の例を中心にすることにし た。実例を参考にして、架空の例を作っていく。この際、本物感を失わないようにしたい。かといって、研究材料を似たものに変えるだけでは元となる 実例がばれてしまいそうだ。「まったくの架空の本物」となるように色々と変える。この変え具合が難しい。職人技でいくしかない。
実はずっと続けているMathematicaシミュレーション。第一段階を終え第二段階のシミュレーションに入っている。でも実をいう と、どういうシミュレーションにするのかしっかりとは定まっていない。結果を見ながら考えていく予定である。
2/26(日) の進歩 勝ちきった
ベガルタ仙台 1-0 栃木SC。都合により参戦出来なかったので、情報を封印して録画で応援した。前半は栃木に支配される展開となった。高い位置から押し込まれて、仙台はボー ルを前に運ぶことができない。セカンドボールも栃木に取られることが多かった。しかし後半になると、仙台が徐々に優勢となった。栃木のプレスをか わし、セカンドボールを拾いまくり、一方的に攻め込むようになった。しかし最後のところが駄目で、決定機を作りことができない。これは引き分けか と思えてきた後半45分。途中出場のFW山田がやってくれた。エリア内で繋いだMF遠藤のボールに反応して一閃、ゴールに流し込んだ。劇的な得点 でホーム開幕戦を勝利した。
 2試合連続で無失点である。守備はとても良い。しかしやはり攻撃が。決定機は、得点を奪った1度だけだった。攻めはしても崩すことができない。 連携が深まれば良くなると期待しよう。

遅い帰宅となってしまった。疲れた。ベガルタを応援しながらビールを呑んで慰労した。
2/25(土) の進歩 福島安積高校の研究発表会
今日は、福島安積高校の研究発表会の日である。2年生が、その研究成果を発表するのだ。安積では毎年、論文の書き方やプレゼンテーションの仕方の 講演を行っている。なので、せの成果を楽しみに参加した。学校に着き、校長先生・教頭先生やSSH担当の先生方とお会いした。そして、10:25 から会が始まった。午前中はポスター発表である。90題もあるので、時間を惜しんでどんどんと見て回った。授業中に寝ないための研究とか、音の勉 強効果とか、面白い発表がたくさんあった。午前の部を終えて、海石榴という店でカツ丼を頂いてみた。丼が出て来て「うっ」となった。すごい量な り。食べきれず。午後は口頭発表があった。入れ墨に関する英語の発表とか面白かった。終了後に講評をした。発表を見て思ったことを何点か話した。 かくして、充実した日を過ごすことができた。
 担当の先生方、お世話になりました。来年度の講演も頑張ります。

帰路、東北道の仙台宮城インターを出る所で黄色のバスを発見した。お、栃木SCのバスではないか。

マスコットのトッキーくんが大きく描かれている。そうか、明日、ユアテックスタジアム仙台で我がクラブと闘うのだ。そのための前日入りだ。ここを 走っているとなると、宿泊先の候補は2つに絞られる。仙台サポとしては突き止めねばならない。そう思い、バスの真後ろを走った。やがて、とある交 差点で左折した。曲がるに落ちたり …………。ここで左折となると宿泊先はあそこだ。ホテルの入り口まで着いていった。結局、高速の出口から10分位ずっと真後ろを走った。敵地の強 烈な洗礼 を浴びせてやった。
2/24(金) ウクライナ侵攻開始から1年
ロシアがウクライナを侵攻してから1年が経った。終わる気配はまったくない。プーチンが止めさえすればよいのに。一日も早く、ウクライナが元の国 を取り戻すことを祈る。
青森県立保健大学で行う講演の準備を今日も進めた。3/4くらい出来上がった。これで一安心だ。いったん準備を中止して、来週あたりに仕 上げることにする。
研究相談を一つ。シミュレーションを引き続き頑張ってね。
プロジェクトKを再開した。まずは、第1部の出来た部分を読み直した。これで良いだろう。ついで、「説得力のある主張とは」に入った。 「これからレポート・卒論を書く若者のために」でも書いているので、それをコピーペーストしてみた。これを高校生向けに書き直す。ここで改めて、 高校生の論文をいくつか読み直してみた。正直なところ、説得力に欠けるものが多い。さて、どういう説明にしていくか。
2/23(木) の進歩 昔のスライド
3/10に、青森県立保健大学において論文の書き方の講演を行う。「面白い論文を書こう」という、これまでの講演ではほとんど話していなかった話 しもする。スライドを1から作る必要がありそうだと思い、早くも今日から準備を始めた。念のため、昔の講演スライドに「面白い論文を書こう」がな いか探してみた。と、見つかった。2006年のずいぶんと昔のものであった。久々に見てみて驚いた。わかりにくくて見にくくて酷いスライドだ。昔 の私、こんなスライドを作っていたのか。でも作った時は、「わかりやすいスライド」と思っていたはずである。なんとも謎である。
 ともかくも、土台となるスライドがあるのは良かった。この昔のスライドを作り直しつつ、新たなスライドも加えて準備を進めていった。けっこう 捗って、精神的に楽になった。

車の左前のタイヤが4度もパンクしたので、以来ずっと神経過敏になっている。乗り降りに空気の具合を確認するようになった。釘が刺さって いないかの確認は見える部分について行っている。と、本日、右前のタイヤの空気がちょっと減っていることに気づいた。今度は右前をやられた? 車を少し動かしてタイヤの見える部分を変え、釘が刺さっていないかを確認していった。1周全部を見たけれど刺さっていないようだった。でも気に なって、ガ ソリンスタンドに寄って空気圧を見て貰った。パンクはしていないようだった。良かった。されど警戒は続く。
2/22(水) の進歩 ChatGPT
ChatCPTというものが評判である。こちらの質問にAIが答えてくれる。自分で検索するよりも遙かに簡単に有益な情報を教えてくれるらしい。 試してみたところ、確かに凄いと思った。AIが、よくもまあこんな高度な文章を書くものだ。で、ここ3年間でいっちばん頭に来たのがこれである。 私の質問に対するAIの返答。


来月10日に、青森県立保健大学において論文の書き方の講演を行う。「面白い論文とは」という話をして欲しいとのことである。しかし保健 学においては役に立つことの方が大切ではないのか? 疑問に思い、先方の担当の先生に尋ねてみた。と、面白い論文についてとても示唆に富む返答を下さった。なるほど。「面白い」と「役に立つ」は別軸 のもので ある。「面白い=役に立つ」という関係性にはない。目が啓けました。ありがとうございます。

プロジェクトK。コメントをありがとうございます。とても助かります。さっそく修正しました。
 共立出版の担当さんに、拙文を読むだけでRを使えるようになるかお試しを頼んだ。よろしくお願いします。
 その後、第1部を書き進めた。これまでに行ってきた講演の内容がとても役に立つ。これらを文章化する形で進めていった。本日、かなり進んだ。

2/21(火) の進歩 この日記も役に立つ
私はこれまで、色々な高校で講演を行ってきた。パソコンには、過去の講演で使ったPowerPointファイルがすべて残っている。同じ高校で毎 年行っている場合も、各年のがすべて残っている。ちょっとした理由から本日、こうした過去の講演の正確な日付を調べる必要が生じた。ここ数年のは 年月日を記録しているのだけれど、それより前のは年しか記録していない。でも調べないといけない。そういう時に役立つのがこの日記だ。この頃だろ うと思い過去の日記を探すと、講演の記述がちゃんと残っている。おかげで正確な年月日を知ることが出来た。他の目的でも、自分の行動記録を遡って 調べることもある。ああ、こんな昔だったのかと意外に思ったり。かくして、この日記も役に立つなあと思ってみたり、それだけかと思ってみたり。
プロジェクトK。第1部の執筆を進めた。これまで、序論の書き方で説明してきたものを、もっと前の方で説明することにした。「ここに穴を 掘って下さい」「徳川幕府の埋蔵菌が埋まっているからです」の説明だ。研究の意義を認めて貰うためには、そのことを「どうしてやるのか」の説得が 大切だという話である。序論の説明から切り離し、研究の意義を訴えることの大切さの部分に移すことにした。実際に最近の講演ではこのスタイルで説 明をしているしね。
2/20(月) の進歩 タブレットでR
プロジェクトK。重要な指摘を頂いた。iPadなどのタブレットで作図統計ソフトRを使えるのかということである。多くの高校で、生徒全員にタブ レットを持たせて授業に活用しているらしい。となると、Rもタブレットで行えると楽だ。調べたところ使える方法があるらしい。しかし、Rをインス トールすればそのまま使えるという訳でもないみたいだ。ちょっと面倒くさそうである。少なくとも、拙著で説明するようなレベルではなさそうだ。 「使えるはずだから調べて」とでも書いておくか。
 お送りした原稿へのコメントがさっそく届いた。どうもありがとうございます。
 第1部に取りかかっている。こちらはそんなに時間がかからないと思いたい。まずは、初稿を読み直して頭を作っていった。ついで、高校での講演で 使ったPlowerPointファイルを見ながら、具体的に書くべき事を考えていった。そしてさっそく書き出した。直すべき所は直す。しかし、無 理して直す必要もない。問題は、実例をどうするかだ。

2/19(日) の進歩 引き分け発進
ベガルタ仙台 0-0 FC町田ゼルビア。守り抜いて引き分けた試合だった。
 敵地なのでDAZNで応援した。仙台側の観客席は黄金で埋まっていた。マスクをしながらだけど声出し応援。仙台サポの風景が戻って来た。試合 は、お互いに凄まじい守備の気迫を見せたものになった。両サイドを広く使って攻め込む町田に対し仙台は、中を分厚くしてゴールを割らせない。決定 機を何度も作られてしまったけれど、最後の所は身体を使って弾き出していた。かたや仙台の攻撃は、町田の激しいプレスでほぼ封じられてしまった。 決定機と言える物は、前半の中島のシュートくらいだった。結局、どちらも得点を上げることなく試合終了となった。得点場面はなかったけれど、とて も質の高い好試合だった。
 敵地での勝ち点1を良しとすべきか。守備も良かった。しかし問題は攻撃力だ。今日はまったく駄目だった。次から良くなると祈りたい。

プロ審判の山下 良美さんを特集した番組を見た。ご本人出演で色々と語ってくれていた。ジェンダー平等を掲げた作りで、女性として初めて、Jリーグ・AFCアジア チャンピ オンズリーグ・男子のワールドカップの審判を務めたことが紹介されていた。素晴らしい実績である。かたや、ジェンダー平等という観点に微妙な違和 感も感じた。しばし考え、違和感の正体がわかった。女子サッカーにはWEリーグがあり、女子のワールドカップもある。これらは、Jリーグと男子の ワールドカップに相当するものである。WEリーグ・女子ワールドカップの審判はほとんどが女性だ。女子サッカーでは、多くの女性が審判として活躍 しているのだ。なのになんで、男子サッカーに進出している山下さんをことさら取り上げるのか? 男子のサッカーの方を上と見ている意識があるのでは? この、女子サッカー・男子サッカーを平等に見ているのかという疑問が違和感の正体であった。 ただしもちろん、山下さんはすごいと思うし、これからも男子サッカーの世界で活躍して欲しいと思う。

2/18(土) の進歩 明日は町田戦
いよいよ明日、ベガルタ仙台のJ2の闘いが始まる。我がクラブは、FC町田ゼルビアと敵地で闘う(14時試合開始)。12人が新加入し、戦力が大 きく上がった(はず)の我がクラブである。どんな闘いを見せてくれるのか楽しみだ。先発GKは誰か? 生え抜きの小畑か、新加入の林か?攻撃陣の布陣は? などなど気になることがたくさんである。かたや町田は、青森山田高校の監督だった黒田さんを新監督に迎えた。高校からJへという異例の転身であ る。どうい うし合いになるのかわくわくである。もちろん勝つのは仙台!

久しぶりに庭仕事をした。まずは薔薇の冬剪定。元気の良い薔薇は切る場所が明確でやりやすい。ばっさばっさと切っていった。かたや元気が 無い薔薇はどこを切ればいいのやらである。諦めて放置したりもした。元気がない薔薇は粛正して入れ替えちゃうか。その後、薔薇に寒肥をあげた。掘 るのが大変なので、適当な深さの所に入れてやった。たくさん吸って綺麗な花を咲かせてね。
 通販で注文していたヒカゲツツジが届いた。これまで植えていた個体が枯れてしまったので植え直すのだ。「ヒカゲツツジ」という名称から日陰を好 むと思っていたのだけれど、そうでもないらしい。半日陰かむしろ日向が良いらしい。知らなかった。しかし植える場所はほぼ日陰である。「ハンヒカ ゲツヅジ」に名称を変えろと思ったけれど、確かにその名はダサイ。

何なんだこの暖かさは。このまま冬が終わってしまうの? 冬好きの私としてはとても悲しい。もっと寒くなってよいぞ、雪も降ってよい。

2/17(金) の進歩 ようやく出来た
プロジェクトK。統計の説明がようやく出来上がった。昨年の11月中頃から書き始めて、書いては調べ、調べては書き、書いては考え、考えては書 き、書いては消して、消しては書き直し、順番を変えてみたりと、悶々と進めてきた。ここ数日でようやく完成の予感がし、本日の最終読み直しで完成 となった。ほぼ3ヶ月かかってしまった。こうも大変だとは思わなかった。完成を自覚した途端に疲労が沸いて、何も考えられなくなった。
 さっそく、コメントを頂戴する旅に送った。お忙しい中恐縮ですが、どうかよろしくお願いします。

研究相談を一つ。明日から帰省するそうだ。「雪はまだ4m」というさりげない言葉に悶絶した。
Jリーグが開幕した。ここ数年の2強と言える、川崎フロンターレと横山Fマリノスが激突した。慰労の晩酌をしながら鑑賞した。観客席が、 白い点々の幾何学模様で飾られていて、これは何だとしばし思った。やがてわかった。マスクだ。夜のスタジアムで満員の観客がマスクをしていると幾 何学模様になるのか。思い切りの声出しも復活していた。やはりこれが聞こえないとね。試合は横浜が勝利した。そのメンバーに、元仙台の西村と永戸 が。出世した二人を見て複雑な心境になった。
2/16(木) の進歩 Jリーグ開幕
いよいよ今週末Jリーグが開幕する。30年目のJリーグである。わずか10クラブで始まったJリーグが、今年はなんと60クラブになっている。そ れだけ、日本に各地域に根ざしてきたということである。Jリーグ百年構想を掲げ、小さな一歩を積み重ねてきた結果だ。30周年なので、今年はJ リーグ七十年構想となるのかと思うかもしれないが、そんなことはない。常に、次の百年を考えているということだ。たぶん。これからも、Jリーグ百 年構想と共に進歩を重ねていこう。
研究相談を二つ。Mathematicaプログラムは難しい。少しずつ前進させていく。頑張って!
プロジェクトK。Rでの作図方法の説明を読み直した。久しぶりに見た瞬間、これを本文に載せるのは無理だと思った。命令文が難しいし、 細々し過ぎている。本文からは削り、共立出版さんのサイトにファイルを載せて貰うようにするか。ファイルがあればコピーペーストもしやすいであろ う。とりあえず、皆さんの意見を聞いてみることにしよう。
2/15(水) の進歩 シミュレーションしてみた
プロジェクトK。統計の説明の改良が続く。
 まずは、検定無しに母集団間で平均の差があるかどうかを考察する部分について考えた。検定をして欲しいけれど高校生には難しいかも。ならば、標 準誤差の範囲の重なり具合を見て欲しい。比較する母集団間でこの範囲が離れているほど、平均値にも差がある可能性が高い。どれくらい離れていると よいのかと思い、Mathematicaでシミュレーションをしてみた。その結果、ちょっとでも重なっていたら確実に駄目だとわかった。では、ど れくらい離れているとよいのか? それはわからない。そりゃ、わからないだろう。重なっていては駄目と確認できたのを収穫とするか。
 ついで、有意水準の説明を考えた。0.05, 0.01, 0.001といった棄却確率の基準である。P値が有意水準よりも小さいと有意と言える。しかしだんだんと、何なのだこの有意水準と思えてきた。0.05だ けで良いではないか。P値が0.05以下だと有意と判定し、あとはP値そのものを書く。実際、最近は皆こうしている。有意水準0.01, 0.001なんて説明する必要ない。これらの説明を止めたらとてもすっきりしたものになった。大勝利。
 検定実験カード(2/13の進歩参照)を使った実験の説明も改良した。母集団間に差がない場合の実験を最初に行い、差がある場合の実験を次に行 うことにしていた。ふと思い立ち、この順番を入れ替えた。その方がすっきりすると思う。
 かくして、もう完成と思っていた統計部分、全然完成しない。いったいいつ完成するのかさっぱりわからなくなった。

研究相談。Mathematicaシミュレーションで、より良い結果を出す方法を相談した。ここらへんのパラメータを攻めてみようね。
2/14(火) の進歩 95%信頼区間
プロジェクトK。高校の教科書数学Bを見ることができた。統計の説明があるということなのだ。確かにあった。正規分布と二項分布を説明していた。 確率分布を2つだけ説明するのならこれらだというのは納得である。正規分布はもっとも基本的だし、二項分布は赤玉白玉の計算に使える。標準偏差の 説明もあった。しかし標準誤差の説明はなしだった。そのかわりなんと、95%信頼区間の説明があった。標準誤差ではなくこっちを説明するのか。全 体的に、統計の数理をきちっと説明しているのも驚いた。ちゃんと理解できるのであろうか。
 95%信頼区間を履修するのか。プロジェクトKでは素通りのつもりであった。かたや標準誤差を履修しないとは。ちょっと書き直さないといけな い。

研究相談を四つ。野外調査組は、いよいよシーズン迫るである。モデル組も解析を進めていこう。みんな頑張って。
お気遣いありがとうございます。美味しく頂きました。
2/13(月) の進歩 検定実験カード
プロジェクトK。検定のことを理解して貰うために、カードを使った実験を考えている。カードに0か1の数字を書き込み、ランダムに引いて平均値を 計算するという実験だ。そして、平均値が同じ母集団から引いた場合に平均値の差はどうなるのか、平均値が異なる母集団から引いたらどうなるのかを 見て貰う。カードを、数字が見えないようにして机の上に並べ、そこからカードを引けばよいであろう。そう思って説明の文章を書き、それで完成した 気分になっていた。数日前までは。しかし、何事も自分で試してみるべきとしおらしく思い立った。そこで、コピー用紙を小さく切ってやってみようと した。そこにこんなにも大きな困難が待ち構えているとは予想していなかった。薄っぺらいコピー用紙のカード100枚を、シャッフルして重ならずに 並べることがこんなにも難しいとは。滑りにくいしすぐにひっくり返るし、ちゃんと並べるのはほとんど不可能であった。長い人生で初めて、頭の中で は簡単に思えるこの行為が、さもこんなに困難であることを知った。画用紙のように厚ければ良いだろうと思い、単語カードを買ってきて、カードをリ ングから取り外してやってみた。コピー用紙よりは良かった。しかしやはり、100枚を重ならずに並べることは極めて困難であった。………… 実験中止に追い込まれるのか。と、カードを取り外さずに、リングに付けたままやれば良いと思い立った。カードを、リングに沿ってくるりと回し数字をランダ ムに出させるのだ。

検定実験カード。特許出願中。
これは快適で、さくさくと出来た。多数の紙のカードをシャッフルして重ならずに並べることの困難さを思い知り、それを解決する策を見出し、頭で考 えただけのことを文章に書いて済ましてはいけないことを学び、実行保証付きの実験も完成した。大きな前進を遂げた一日であった。

2/12(日) の進歩 外食を控える
物価高を実感しているこの頃である。スーパーでの日常の買い物で、確かに高くなっていると思う。もっとも感じるのは外食か。あからさまに高くなっ ている印象だ。しばらく外食を控えようかと思う。付き合いのある店だけにして、休日の昼食も出来るだけ自炊で済ます。世知辛いけれど仕方がない。

自宅の食卓部分の改造計画を進めた。食卓を一新したので、その真上に照明を付けることにした。近くにある既存の照明2つも交換し、お揃い の3つの照明を付ける。本日、その契約をした。ここにも値上げが迫っていて、4月から上がるそうだ。でも、3月中の工事可能とのことである。良 かった。
本日も、だらだらと映画を見て過ごしてしまった。映画に飽いたら、最近お気に入りのドラマを繰り返して見る。気に入ったものは何度でも見 るというこの性質、安上がりでお得かも。
2/11(土) の進歩 大雪
起床して外を見て吃驚。雪が25センチくらい積もっていた。

でも空は真っ青だった。気持ち良い快晴である。雪が溶けないことを祈りたいが、けっこうな暖かさである。庭のテーブルの上の雪は、夕方にはほぼ溶 けきってしまった。雪見酒できず。
のんびりと映画を見て過ごした。評価が高いというのでドライブマイカーを見てみた。3時間という大作である。しかしまあ、かなり退屈な3 時間だった。途中で見るのを止めはしなかったけれど、いや、止めようとした危機が2回ほど、何で 評価されているのか謎であった。助演の三浦 透子さんは良かったけれど。彼女がいなかったら途中で見るのを止めていたであろう。

2/10(金) の進歩 おめでとう!
博士論文・修士論文審査に三人とも合格した。おめでとう、おめでとう!
今日は修論発表の打ち上げである。しかし大雪の予報だ。午後になると降り出して、徐々に積もってきている。交通マヒして帰れなくなったら どうしよう。心配しつつ、打ち上げへと向かった。「かこいや」という店である。銘酒新政があって嬉しかった。何杯もおかわりしてしまった。楽しい 時間を過ごし、途中から記憶がまったくない。気づくと自宅の布団で寝ていた。無事に帰れたみたいである。
宮城第一高校の研究発表会があった。論文の書き方の講演を毎年行っているので、成果を楽しみに参加した。ほぼ丸一日かけての口頭発表で あった。皆、これまで頑張って来た成果を話してくれた。プラナリアの研究とか、ヤドカリの微小プラスチックの研究とか、立派な成果が出ていて感心 した。プレゼンテーションの仕方についていくつか講評して会を終えた。来年度の講演も頑張ります。
プロジェクトK。方針を決めた。やはり、t検定の説明をする。私が思っていたよりも汎用性があると知ったのだ。そして、一般化線形モデル も軽く紹介する。こちらは、こんなにすごいものがあるのだよという話しに留める。私が書いている文書「Rで行う一般化線形モデル」を共立出版さん のサイトに載せてもらい、参照出来るようにするか。
2/9(木) の進歩 修論発表会
いよいよ二人の修論発表会の日である。二人ともびしっとしたスーツ姿であった。凛々しい。二人を盛り上げようと、研究室の学生の多くも会場に駆け つけてくれた。そう、Zoomで応援するよりも現地応援だ。まずは一人目。練習よりもさらに力強い言葉で話してくれた。滞りなく発表を終了。質疑 応答も無事に終えることが出来た。ついで二人目。練習同様にはきはきとした口調で話してくれた。やはり滞りなく終え、質疑応答も無事に終了であっ た。二人とも立派でした。お疲れ様!
プロジェクトK。t検定の説明をするかどうかで悩んでいる。検定をしようと煽り、検定の原理を理解するための実験も加えた。しかしそこま でして、肝心の検定方法の説明なしというのは…………。統計の本ではないと言い聞かせつつも、最小限の説明は必要ではないかと思ってしまう。最も 基本的な手法であるt検定の説明だけでもする? しかしこうやって、色々なことを付け加えている。分量をこれ以上増やしたくないのだが。とりあえず書くだけ書いて、残すかどうかは後で決めるか。

2/8(水) の進歩 豊島岡女子学園Academic day final
今日は朝から、豊島岡女子学園の研究成果発表会Academic day finalに参加する。中学3年生・高校1,2年生がこれまでの研究成果を発表する会である。秋の中間発表に続いての参加だ。豊島岡女子学園では 研究 の仕方の講演を行っているので、生徒さんの成果がとても楽しみであった。他校はグループ研究が多いけれど、豊島岡女子学園はみな個人研究である。 なので発表数がすごく多い。出来るだけ多く聞こうと動き回った。t検定や重回帰分析をやっている研究があり関心。自分で方法を調べてやったそう だ。すごいね。文科系の研究も聞いた。源氏物語の一部は作者が異なるという説があるとは知らなかった。歩き回ったために腰が痛くなり、口頭発表の 会場で座りながら聞くことにした。1題を聞いて再びポスター会場へ。なぜか椅子が1つだけあったので、それに座って聞いてしまった。かくして昼過 ぎまで、生徒さんの充実した発表を楽しむことができた。みなさん、とてもよく頑張ったね!
 来年度も、講演と発表会、お声がけ下されば喜んで伺います。

15時位に仙台に戻った。修士論文発表会の審査委員をするのだ。片平の会場に無事に到着。2題を聞いた。お疲れ様でした。
2/7(火) の進歩 読み直し
プロジェクトK。統計部分を一通り書き終えたので、読み直しに入った。検定の仕方の説明はずいぶん前に書いており、完璧に頭が冷えている。久々に 読み 返すと気になる部分も出てくる。頭を冷やすって大切だと改めて思った。
夕刻、東京に移動した。明日の朝から、豊島岡女子学園の研究発表会に参加するのだ。銀座に出て炭火焼き鳥の鳥せいさんへ。コースで頂いた のだけれど、焼き鳥が出てくるのはコース後半であった。かなり飲んでいて、肝心の焼き鳥の記憶があまりない。焼き鳥を頂いた気がせずに終わってし まった。無念。
2/6(月) の進歩 群馬県若手脳神経内科医懇話会
本日の夕方、群馬県若手脳神経内科懇話会において、論文の書き方とプレゼンテーションの仕方のオンライン講演を行う。帰宅後、自宅で講演するつも りである。対面の講演時はいつもジャケットとネクタイで臨むのであるが、自宅でのオンラインだし気軽にセーター姿でいこうと思った。事前打ち合わ せのために早めにzoom入ったところ、運営関係の先生方は全員がスーツ姿であった。エーザイ主催の会だけあってかなりきちっとしてい。これはい けないと、上半身だけジャケットとスーツに替えた。講演終了後にすぐに入浴するために風呂も沸かしていた。しかし講演中に、「お風呂が沸きまし た」と音声が流れたら、真剣に聴いて下さっている方々に申し訳ない。なので風呂も止めた。そして20時過ぎから講演を始めた。終了後に何人かの先 生が、拙著を読んだとお話し下さった。後輩の指導にも使って下さっているとのことである。どうもありがとうございます。というわけで、引き締まっ た時間を過ごすことができた。お役に立ったのなら幸いです。
 ご担当の先生方エーザイの方、お世話になりました。お声がけ下さればまた喜んで伺います。

修論発表の練習があった。二人とも万全である。本番を頑張って!
プロジェクトK。要点を書いている。それを見れば要所を掴めるようにするのだ。まとめ方が案外難しくてなかなか進まない。
2/5(日) の進歩 カーリング
カーリング女子の日本選手権の決勝を見た。まったりとした世界にはまり、気に入ってしまっている。本日、のんびりと眺めた。相変わらず、選手同士 の会話の内容を理解できない。単語がわからないので、耳に入っても聴き取れてはいない。それと、「そだねー」と言わなくなったのはなぜ? 本日は、そこが一番気になった。

他は特に書くことも無い一日であった。ああ、薔薇の冬剪定や寒肥をしないといけないなあとちらちと思う。来週あたりやるか。
2/4(土) の進歩 時が経つのが
もう2月の4日か。速い。気づくと2月も中旬になり、下旬になり、そして終わってしまうであろう。3月もこの繰り返し。時の流れをゆっくりにする 方法を知りたい。
食卓部分の改装工事を発注した。腰が悪くなっているので、食卓に座っての生活を増やすことにした。そのために食卓を買い替えた。照明も付 けることにした。それに伴い、隣接する台所部分の照明も、お揃いのものに付け替えることにした。新しく付ける照明の重みに耐えるために天井の補強 工事をする必要がある。その工事のために天井の壁紙を剥がすので、壁紙も新しくする。けっこうな工事になってしまった。費用もけっこうである。で もなあ、お洒落な空間を作るため必要な経費ということで。
大河ドラマ誕生のドラマを見た。大して面白くなかったのであるが、一つだけ学んだことがあった。「大河ドラマ」という名称を付けたのは新 聞社だそうだ。それに便乗してNHK自身も使うようになったんだって。知っても意味の無い知識でした。
2/3(金) の進歩 若者ケアラー
朝のNHKニュースを見ていたら、「若者ケアラー」というものの話をしていた。「ヤングケアラー」は止めて「若者ケアラー」にしたのか。カタカナ 語のアホらしさに憤慨している私としては、半歩前進と思った。でも何で「若者介護者」あるいは「若年介護者」にしない? と、「ヤングケアラー・若者ケアラー」と並列で出て来てぎょっとした。「ヤングケアラー」を止めて「若者ケアラー」にしたのではないのか? 聴いているとどうも、より若い層を「ヤングケアラー」、上の層を「若者ケアラー」と呼んでいるようだった。目が点 …………。「ヤング」と「若者」ってほとんど同義だろう。「ヤング」の方がより若いなんて聞いたことがない。カタカナ語と日本語を対比させるとい う発想も すごい。対比させるなら、日本語同士かカタカナ語同士ではないのか? いったいどういうつもりで「若者ケアラー」という言葉を作ったのか知りたい。
Mathematicaのプログラム作りの相談をした。どういう計算をさせるのか、その点を集中的に。頑張ってね。
プロジェクトK。ようやくにして統計解析の説明の完成形が見えた。やはり、統計の説明を先にし、その後にRの説明をする。こうするとすっ きりする。後は細部を詰めて完成させる。それにしても時間がかっかってしまった。
2/2(木) の進歩 東急本店が閉店
渋谷の東急本店が閉店した。高級感溢れる老舗の百貨店だった。他の百貨店より格上で、足を踏み入れると高揚感が高まった。しかし、世間の百貨店離 れには勝てなかったようだ。建物は取り壊されて再開発されるそうだ。でも、新しいビルに百貨店が入るかどうかは未定らしい。
 私が子どもの頃は、百貨店というのは憧れの場所だった。楽しいものが何でもあった。最上階には食堂があり、そこでの食事には贅沢感があった。今 考えると単なる食堂だったんだけれど。屋上にはちょっとした遊園地があった。今も、ちゃんとした買い物をしようと思ったら百貨店に行く。でも、時 代の流れは違うらしい。百貨店がなくなりつつあるというのは驚きである。

月初めの談話会があった。春の調査開始に向けて、研究計画を練る段階になった。モデル組も頑張れ!
修論発表の第二回練習があった。二人ともさらに良くなった。本番を頑張って。
プロジェクトK。Rの使い方の説明の扱いを変えた。これまでは、Rの使い方を説明してから、統計解析の説明をしていた。Rを使って統計解 析という感じである。しかし順番を逆にすることにした。正直Rは敷居が高い。Rの説明に挫折して、統計解析も放棄されては困る。Rなしでの統計解 析の説明にして、その後に「Rを使おう」という話をする。この方が挫折が少ないであろう。
2/1(水) の進歩 DAZNの営業社員か?
Jリーグが、来季の分配金の変更を行った(日 刊スポーツより)。何気ない文章の中に、「えっ」と思う一文があった。「DAZNの視聴者数などで配分する「ファン指標配分金」を3 億4000万円増額し、総額13億4000万円に変更」だそうだ。「DAZNの視聴者数」!。Jリーグの各クラブは、自クラブを通してDAZNに 契約する仕組みを持っている。それのことだろう。つまり、DAZNのためにたくさん契約を獲得したらご褒美を貰えるということだ。いつからJリー グはDAZNの営業社員になったんだ? なんで、DAZNのために働かなくてはいけないの? DAZNという会社が本性を現しつつある中、憤然感がさらに高まった。

研究相談を2つ。計算を頑張ってね。
 Mathematicaプログラムを一緒に書くことも進めた。昨日悩んだ問題は何とか解決した。この命令文を使えばうまくいきそう。頑張って頂 戴。

プロジェクトK。データ解析の仕方の説明がようやく終わりを迎えようとしている。最後に悩んだのが、Rでの作図の説明をどこに入れるかで ある。該当する図の直後にするか、それとも最後にまとめるか。とりあえず最後にまとめてみた。これで皆さんの意見を聴きたい。