「これから論文を書く若者のために」
出版後の進行状況

若手研究者のお経
進行状況ホーム


8/31(水) の進歩 ミラブルzero
浴室のシャワーヘッドをミラブルzeroという製品に変えた。数日前にNHKあさイチで(A社製品として)紹介されていて、油性マジックの汚れを 水流だけで落とせることに驚いてしまった。超細かい水流が出て、毛穴の中にまで入っていくのだそうだ。これはすごいと購入。本日届いたので使って みた。とても気持ち良かった。顔にかけたら、水というより風を浴びているみたいであった。これは確かに汚れが落ちると思った。浴びた後の爽快感も 凄かった。いつまでも余韻が残るシャワーなんて始めてである。

理論二人組と研究相談。これで固まった。あとは計算ね。
科研費の申請書類を一通り完成させた。うっとりする図も加えた。最小限の情報で最大限のことを表現するのが究極の説明図か。とりあえず、 全書類を申請先に登録しておいた。この状態でしばらく頭を寝かせる。
Mathematica本格計算が続く。待っている間、論文も書き進めることにした。モデルの説明の章はすでにかなり書いてあるので、ま ずはその修正から始めた。
8/30(火) の進歩 日本の科学力
数日前のニュースであるが、自然科学における日本の論文の引用数が世界12位に転落したそうだ(NHKよ り)。引用数とは、その論文を引用して書かれた論文の数である。優れた論文ほど引用されるので、引用数が科学的質の目安となる。ただし、論文数は 世界5位である。引用する価値のない論文ばかり書いているのか? それは私の言っているのか? 日本の科学力の低下が叫ばれて久しい。原因は明確で、若手を庇護していないからだ。博士号を取っても研究職に就くのが大変である。定年まで安定し て研究できる身分になるのは至難の技だ。任期5年とかの職でも就けたら有難い。アルバイトみたいな身分で、誰かの研究の手伝いをして過ごすことも 多い。とてもではないが、自由な発想で思い切り研究できる状況ではない。この状況を変えないと、日本の科学の衰退は続くであろう。

来週の7日に、仙台第一高校においてプレゼンの仕方の講演を行う。本日、その準備をした。今回は、「講演原稿を読み上げない」という話を 加えた。スマホに原稿を入れて、それをじっと見つめて延々と読み上げる発表が多いのだ。それでは聴衆に伝わらない。聴衆を見て話すようにね。
不景気な判定を受けた論文の修正を進めた。一日も早く修正して新規投稿しよう。
Mathematica本格計算が続く。1つのパラメータ値の組合せに各3回のシミュレーションを行っている。とりあえずはこれを、15 組のパラメータ値の組合せに対して行っている。3回のシミュレーションに丸一日かかる。最終的には、各組合せのシミュレーションを10回にした い。先は考えないことにしている。
8/29(月) の進歩 準優勝
U20女子ワールドカップの決勝は、生でのテレビ中継がないことが判明した。憤然。今日の夜中に録画放送がある。それまで情報封印は無理と判断 し、速報を追うことにした。仕合開始後しばらくして速報を見ると、スペイン3-0日本であった。前半の27分までに3点取られている。なんだ、そ れ。その後も、傍らで追いながら仕事を進めた。後半に1点を返して1-3に。もう1点取れば大きく変わる。念を送ったのであるが、ついに得点は動 かなかった。1-3で敗れて準優勝。連覇はならずであった。
 試合の記事を見たところ、良い闘いをしたらしい。後半は一方的に攻めていたとか。前半の3失点が痛かった。でもみんな、良く闘ってくれた!

三年生が二人、研究室見学に来てくれた。私と話をした後に先輩達とも話をした。酒井研に入ってく れたら大歓迎だよ。
科研費の申請書類を書き進めた。一昨日感じた疑問は無事に解消した。やはりこれは素晴らしい研究計画だ。どんどん書き進め、一通り終えて しまった。これでしばらく頭を冷やすことにしよう。
8/28(日) の進歩 余命10年
映画「余命10年」を見た。小坂流加さんの原作を読み、深く惹き付けられた。小坂さん自身が余命10年の病を煩い、主人公に自分を重ねて小説化し た作品である。映画化されたことを知り、アマゾンで見てみた。まあ、嫌な予感はしていた。なんで、原作をああも変えてしまうのか。恋愛は重要な要 素であったけれど、それだけの小説ではない。しかし映画は、純然たる恋愛物語になっていた。設定を色々と変えるのも謎だ。小説では恋愛相手は、茶 道家元の跡継ぎで家元になることに葛藤を抱いている青年であった。しかし映画では、会社社長の息子だけれど、親と疎遠で焼き鳥屋になった。なんで 焼き鳥屋なのーー?
 ともかくも、原作をもう一度読み返したくなった。

朝から雨である。涼しくてよい。午後になると雨も上がり、晴れ間も出て来た。芝刈りをするべきか、薔薇の夏剪定をするべきか。しかし面倒 くさい。どちらも来週に回し、今日はほんに何もせずに過ごした。
8/27(土) の進歩 完敗
ベガルタ仙台 0-2 ジェフユナイテッド市原・千葉。これで3連敗。
 久しぶりに利久さんで牛タン定食を頂いてからスタジアムに入った。試合が始まった。立ち上がりこそ押し込まれる展開が続いたけれど、やがて互角 の展開となった。硬直状態となり、どちらも好機を作ることなく前半を終えた。あ、でも、枠に直撃する中島のミドルシュートがあった。後半も同じよ うな展開であった。しかしセットプレーが明暗を分けた。後半10分と29分にセットプレーのこぼれ球を押し込まれてしまった。かたや仙台は、相変 わらず好機を作ることができない。点が入る気がしない。1点差ならともかく、2点差はどうしようもなく思えた。そのまま試合終了。終わってみると 完敗だった。
 自動昇格圏が遠のく。残り9試合で勝ち点差10になってしまった。足元を見ると、プレーオフ出場圏外の7位との勝ち点差も6になっている。この 失速ぶりは何故か?

秋が密かに近づいているらしい。昨日、朝市で腹子が出ていた。思わず買ってしまった。高かったけど。本日の帰宅後、イクラで晩酌をした。 美味しい。

科研費の申請テーマに関して、ちょっとした疑問が芽生えてきた。論理が成り立つのか? 週明けにしっかりと考えることにしよう。週末はその気になれない。
8/26(金) の進歩 明日は千葉戦
ベガルタ仙台は明日、ユアテックスタジアム仙台にジェフユナイテッド千葉を迎え撃つ(19時試合開始)。このところ不調の我がクラブである。残り 10試合で、自動昇格圏の2位との勝ち点差が7に開いてしまった。もう、勝ち点を一つも落とせない。ホームの力で必ずや勝利し、久々にすかっとし よう。
決勝進出! U20女子ワールドカップ準決勝で、日本代表が2-1でブラジル代表を下した。苦しい試合だったらしい。しかし全員の力で勝ちきった。おめでと う。決勝の 相手はスペインである。奇しくも、前回大会と同じ顔合わせた。あの時は、90分の闘いに慣れていなかったスペインがばてばてとなり、日本が楽勝し た。今度はそうはいかないだろう。試合開始は29日の11時(日本時間)である。テレビ放映があると信じ、情報を封印して録画で応援する。

二人と研究相談。モデルの改良もほとんど済んだ。二人とも頑張って。
不景気な報せが。あれだけ頑張って改訂したというのに。何事もなかったかのように別のコメントを付けてくる。そして実にあっさりと判決 …………。さっさと次に出そう。

科研費の申請書類を書いている。筆が進む。研究内容もしっかりと見えてきた。本日は快調なり。
8/25(木) の進歩 テレビ中継無し
明日行われるU20女子ワールドカップの準決勝、なんと、テレビ中継がないことが判明した。一部の有料放送のみで放映するらしい。グループステー ジと準々決勝はテレビ放映したのに準決勝はなし? なんだそれ。明日は、念を送って応援するしかなくなった。決勝は放映するのか?

科研費の申請書類を書き進めた。研究目的を、勢いで一気に書いてしまった。一通り仕上がったものを読み返してうっとりとする。実に面白い 研究だ。さらに磨きをかけていこう。
Mathematica本格計算が進む。今週末にキャンパス全体が停電になるので、切りの良いところでシミュレーションを終えるようにし ておきたい。
8/24(水) の進歩 U20女子ワールドカップ
コスタリカで、U20女子ワールドカップが行われている。日本は、前回(2018年大会;2020年大会はコロナのため中止)の覇者として大会2 連覇に挑んでいる。グループステージを3連勝で突破し、フランスとの決勝トーナメント1回戦に挑んだ。録画で応援しようとしていたのであるが、 PK戦で勝ったことを知ってしまった。情報封印に失敗した。でもまあ、勝ったのなら安心して見ることが出来る。なので昨日録画を見た。2-3で負 けたまま延長後半も追加時間に入ってしまった。ここでPKを得て同点に追いつくのであるが、あの判定はフランスには可哀想だったかも。そのPKを 藤野選手がしっかり決めた。わかっていたけれど拍手。そして、フランスのPKの1人目をGK大場選手が止めた。わかっていたけれど拍手。日本が5 人連続で決めて勝利。わかっていたけれど拍手。次は、ブラジルとの準決勝である。日本時間で26日の11時に始まる。この試合は、しっかりと情報 を封印して帰宅後に応援する。女子の世界では日本が上なので、必ずや勝利しよう。
 それにしても、勝つとわかっている試合を見るのはなんと極楽なことか。結果を知らずに見たら相当に心臓に悪かったであろう。

科研費の申請課題について考えた。関連論文も色々と読んだ。読んでいる内に、せっかく考えた課題がちょっとつまらなく思えてきた。悶々。 しかしさらに読み進めると、やはり面白いと思えるようになってきた。これは行けると確信して本日を終えた。
Mathematica本格計算が進む。相変わらず計算に時間がかかる。ひたすら待つというお仕事になっている。
8/23(火) の進歩 焦った
スリープで画面が真っ暗になっていたパソコンを目覚めさせようとした。マウスをクリックすると目覚める ………… はずが。真っ暗なままである。キーボードを打ってみた。しかしやはり目覚めない。いったいどうしたのか。パソコンはMacで、Dellのモニター を type-Cのケーブルで接続している。モニターのボタンをいじってみると、「type-Cのものが認識できない」と言ってきた。パソコンを再起 動してみた。しかしやはり認識してくれなかった。ケーブルを繋ぎ直してみても駄目だった。type-AとかHDMIとか他のケーブルで繋げてみる か。しかしそれらケーブルが見当たらない。だんだんと不安になってきた。このまま真っ暗なままだったら、もう一生、研究室に来ないことにするか。 最悪なのはパソコンが壊れたことである。パソコンをもう一度再起動してみた。起動音はちゃんとした。されど、画面真っ暗なのでそれ以上わからな い。ここは落ち着いてと、Dellの説明書を読み直した。よく見てみると、ケーブルを繋ぎ、その後にモニターの電源コードを指すという手順であっ た。その順番でやってみた。そうしたら復活した。いやー、よかった。しかし、こんな手順の問題なのかと、パソコンも案外と原始的なところがあるな と思った。

三年生が一人、研究室見学に来てくれた。私と話をした後に先輩達とも話をした。酒井研に入ってく れたら大歓迎だよ。
科研費の申請課題について考えた。昨日、おおっと思う課題を考えつき、本日さらにそれについて考えた。いけそうな気がする。しかしちょっ と問題点もある。文献を読む込んでいく必要がありそうだ。
Mathematica本格計算が進む。されど、上記のパソコン再起動のせいで一部やり直しとなってしまった。
8/22(月) の進歩 Google Wordspaceの整理
大学から、Google Workspaseの容量の上限設定の通知が来た。Googleが提供しているもので、ドライブに色々なファイルを入れておくことが出来る。研究 室からで も自宅からでもドライブ上のファイルに書き込むことができる。講義のビデオ等を入れておいて学生に閲覧させることもできる。こんな感じでとても便 利なものである。Googleが容量無制限を撤廃したため、東北大では、全学で1300TBを上限とすることにしたそうだ。現状では、全学で 950TBを利用しており、その内の450TBを1%の利用者で占有しているらしい。一人で1TBを利用している私としてはたいへん恐縮しなく てはいけない。そこで、Googleドライブ上のファイルを減らすことにした。容量が大きいのがビデオである。これらを徹底的に消していった。そ れでなんとか350GBくらいに減った。一人の上限が300GBとのことなので、もっと削らないといけない。しかしもう、細々としたファイルばか りである。地道に消していくか。
三年生が一人、研究室見学に来てくれた。去年も来てくれて、これで二回目である。私と話をした後に先輩達とも話をした。酒井研に入ってく れたら大歓迎だよ。
Mathematica本格計算が続いている。シミュレーション結果がそれなりにまとまったので、Rで作図をしてみた。うむ、期待通りの 結果だ。気を良くして、さらなるシミュレーションを仕込んだ。
8/21(日) の進歩 ジョゼと虎と魚たち
アニメ「ジョゼと虎と魚たち」を見た。随分昔に実写版の映画を見て、気に入っていた作品である。田辺 聖子さんの原作も読んだ。実写版とアニメ版では、物語がけっこう違っていた。実写版では二人が結局別れてしまい、アニメ版では結ばれて終わる。原 作はどう だったか記憶にない。ともかくも、アニメ版も面白かった。でもって、原作が一番しょうもないと思ったのは私だけか?

その他の時間も、録画していたものを見るなどしてだらだらと過ごした。外に出ることもなし、他者との会話もなし。理想的な一日であった。
8/20(土) の進歩 DAZNが映らず
今日は、18時から女子の試合が、19時から男子の試合がある。女子の試合は追っかけ再生で後ほど見ることにし、男子の試合を生で応援しようと 思った。そして19時前にDAZNに繋げようとした。ところが繋がらない。エラーが出て何度試しても駄目であった。やむなく、女子の試合を追っか けで応援することにした。You Tubeに繋げて、試合開始まで遡らせようとした。されどなぜか前半24分までしか遡れなかった。その1分前に仙台が先制したらしく、なんて意地 悪なやつ だと思った。得点場面を見たかったと思いつつ、前半24分から応援した。今季初の闘いである。どんなチームに仕上がっているのか。攻守の要のMF 長野 風花が抜けた穴をどうするのか。そこには、INAC神戸レオネッサから移籍してきたMF中島 依美が入っていた。なでしこでも中心選手だった中島が仙台で闘っていることに感激した。試合はずっと互角の展開が続いた。それどなかなか好機を作 ることが 出来なかった。それでも勝つかと思ったのであるが、後半16分に追いつかれてしまった。両チームその後は得点がなく0-0の引き分けとなった。
 しばらくしたら、男子の試合の速報が携帯に入った。ベガルタ仙台 0-1 ザスパクサツ群馬。21位の相手に敗れてしまった。内容も酷かったらしい。なんとシュート数が、群馬15本に対して仙台が1本であった。1本って なんだ。 残り10試合で、自動昇格圏の2位との勝ち点差が7に広がってしまった。非常に痛い連敗である。次節までに立て直せるのか。

暑い日が続く。そんな中で芝刈りをした。刈り高は5である。たぶん、今年の夏も無事に越すことが出来ると思う。これまでは、芝刈りをせず に伸ばし放題にして夏越しをしていた。しかし今年は何度か芝刈りをした。それでも夏越しできるとわかったのが収穫である。
8/19(金) の進歩 論文投稿
論文を投稿した。皆、一所懸命に改訂してくれて立派なものに仕上がった。うまくいきますように。
ベガルタ仙台は明日、敵地でザスパクサツ群馬と闘う(19時試合開始)。前節、下位に低迷する大宮に敗れてしまった我がクラブである。群 馬は21位。またしても下位に敗れるなど論外である。敵地といえど必ずや勝利しよう。
 明日から、Weリーグカップが始まる。今季から新設された大会である。リーグの開幕前に行われる。仙台レディースは明日、敵地でAC長野パルセ イロレディースと闘う(18時試合開始)。YouTubeで配信されるので(URL)皆で応援しよ う。新チームの闘いが楽しみだ。

科研費の申請課題について考えた。思いついたことをひたすらWordに書き込んで行った。これは良さそうだというのもあれば、10秒でつ まらなくなるものもある。ま、焦らすにやっていこう。
夕刻、朝市に寄った。馴染みの魚屋の金華山さんで、大間に行ったことを話した。と、良いマグロはみんな都会に行ってしまって、地元には残 らないという話を教えて貰った。そうだった、それが産地の法則だった。忘れていた。
8/18(木) の進歩 今日もレポート採点
今日もレポートの採点が続く。昨日が締め切りだったので、今朝目覚めたときに確認したらどばっと届いていた。一つ一つ読んで採点していった。コ メントも付けて戻した。レポートを出して終わりでは書いた甲斐もないと思うので、コメントを必ず返すようにしているのだ。頑張った甲斐あり午前中 に 終えた。皆さん、お疲れ様でした。
英文校閲に出していた論文が旅行中に戻って来ていた。修士論文の投稿論文化のものである。校閲内容を確認、かなり直されていて恥ずかし かった。それにしても華麗な英語だ。私には絶対に書けないと思う。図の説明文の修正が入ったので、共著者にその修正を頼んだ。修正が完了次第投稿 …… と思ったのであるが、待っているのも暇である。ならばと、投稿作業を進めてしまった。思った通り面倒な作業だったので、あらかじめ済ましておいて 良かっ た。あとは、修正した図を差し替えて投稿完了である。
 要改訂で戻って来ていた論文の改訂版にもコメントした。問題無し、英文校閲に出して返送しよう!

実は今日まで休暇である。なので今日も研究室には出ていない。されど、上記のようにやるべきことはあったので、自宅で仕事を進めた。それ でも15時位に終わってしまった。堂々と休もうと、ネットである物を読んで過ごしたりした。16時半くらいには早々に夕食の支度をした。夕食の時 間までビデオを見てみたり。とても暇であった。引退したらこういう日々が続くのかと思い、それは最高だと思った。
8/17(土) の進歩 レポート採点
今日が、酒井研担当の学生実習のレポート提出の締め切り日である。続々とレポートが届いている。それらを採点していった。みんな頑張って書いてく れている。ものすごい力作もあり大感激した。同じビデオ観察をしたはずなのに、班によって有意差の有無が違ったのは何故?
 今日はとても天気が良い。留守中の仙台もこうだったのだろうか? 雨に降られた旅行だったので、天気が入れ替われば良かったのにと残念がった。

8/16(土) の進歩 大間へ
今日は大間に行く。魚好きとして一度は行ってみたい所である。しかし、あまりに時間がかかると今日中に帰宅するのが大変になってしまう。 googleだと2時間半、トヨタカーナビだと4時間の予想なので、都合の良いgoogleの方を信用して出発した。両方に同時にナビをさせたけ れど、示す道順は同じであった。なのになんで予測がこんなに違う?結局googleが正しく、11時過ぎに大間に着いた。大間崎に行った。本州最 北端の地である。凄い所に来たという気もしたが、北海道最南端の地と緯度的に対して変わらないと思うと、有り難みが失せるのであった。J2首位の 上にはJ1最下位がいるっていう感じ? 長宝丸という店で鮪づくし丼を頂いた。大トロ・中トロ・赤身の丼である。普通に美味しかった。鮪の資料館みたいな所があるのかと思っていたが、そういった 類の観光場所はなかった。ちょっと残念。も、とっとと帰ろう。
 というわけで、下北半島の太平洋沿いを走った。原発関連の施設が多い場所である。しかし一面が林であった。その林を囲って、厳重な柵が延々と続 いていた。怪しげな光景だった。観光しつつ帰ろうと思ったけれど、そんな場所もなかった。諦めて、ひたすら運転を続けた。
 18時過ぎに帰宅した。やたらと運転をした旅行だった。どこでもドアがあればどんなに効率的かと思った。

8/15(土) の進歩 浅虫温泉へ
今日明日と浅虫温泉に一泊二日で行ってくる。久々のお泊まり旅行である。雨が心配だけれど何とかなるだろう、と、結局失敗することも知らずに出か けたのであった。せっかくだから、十和田湖・奥入瀬渓谷・八甲田を通って行こう。東北道の十和田インターを降りて、十和田湖への道を走った。天気 は大丈夫だった。休屋に着き、まずは昼食を摂った。観光地にありがちなごく普通の店であった。散策を少しして、奥入瀬渓谷へと向かった。と、「子 ノ口から通行止め」の掲示板が。子ノ口って奥入瀬渓谷に入る道ではないか。半信半疑で車を進めると、まさに子ノ口で道が閉鎖されていた。大雨によ る土砂災害らしい。奥入瀬渓谷全面通行止めだった。八甲田にも行くことができない。仕方がないので元の道を引き返した。そして再び東北道に乗っ た。何のために十和田湖に行ったのか。ごく普通の定食屋で昼食を摂るためという答えが悲しかった。北東北は雨による災害が酷いというのに、例に よって何も調べずに出かけた自分にまたしても呆れた。
 16時頃に浅虫に着いた。せっかくなので浅虫水族館に入った。もうすぐイルカショーが始まる。水族館でイルカショーは絶対に抑える主義なので見 学した。良く訓練されているね。一時間ほど見学して水族館を出た。
 本日のお宿、「絶景の宿 浅虫さくら観光ホテル」に入った。なるほど、陸奥湾を目の前にした絶景であった。風呂からの眺めも良かった。天気は生 憎だったので、晴れていたらだんなにかと思った。
 夕食時、日本酒を頼もうとした。「田酒 4合 4500円 1合 1000円」とあり10分ほど悩んだ。

8/14(土) の進歩 器は六季に
日本料理は季節を大切にする。器も季節ごとに変える。なので、四季の器を揃えるようにしている。のであるが。六季の器が必要だと思うようになって きた。我が家の場合、夏の煮物椀は白山石楠花、秋の煮物椀は紅葉である。どちらも真夏には合わない。この時期ならではの絵柄が欲しい。同様に、冬 の煮物椀は節分草である。12月1月に合う絵柄が欲しい。たとえば針葉樹とか。2ヶ月ずつの六季の器。これなら完璧ではないか。
明日から遠出するので、今日はゆっくりと過ごすことにした。それでも昼食にと、かわまちてらす閖上に海鮮丼を頂きに行った。着いてみて びっくり、大混雑で駐車場にも入れない。これまでも休日は混雑していた。それでも駐車場には入れて、店で30分待ちという感じだった。しかし今日 はそんなものではなかった。これでは店は1時間待ちか? 諦めて、閖上朝市に行った。そしてそこで海鮮丼を頂いた。同じ店が出店しているので問題はなかった。お盆時にはけっしてかわまちてらす閖上に行かないこと と自分に誓った。

8/13(土) の進歩 完敗
ベガルタ仙台 2-3 大宮アルディージャ。足元を掬われた感じだった。
 夕刻、ユアテックスタジアム仙台に入った。立ち上がりは仙台が優勢だった。3位の仙台と19位の大宮という差が出ていると思った。これは勝てる と楽観してしまった。選手も同じ気持ちになったのか……。前半11分、コーナーキックから失点してしまった。完全に油断していた失点だったと思 う。さらには、その1分後に今度は見事に崩されて失点。大宮の攻めが美しかった。気づくと大宮が支配する展開となり、どちらが上位なのかわからな くなってしまった。後半34分にも失点。なんと、前半だけで0-3にされてしまった。いったい何が起きたのか。後半19分に、仙台MF中嶋が強烈 なミドルシュートを決めてようやく反撃が始まった。後半44分にも追加点をあげた。その後も猛攻が続いた。必死に攻める仙台と必死に守る大宮。息 をもつけない時間の後に長い笛が鳴ってしまった。両チームの選手が芝生に倒れ込んだ。
 下位にホームでまさかの敗戦である。痛い。次は必ず勝つ。

今日は山形に行く。まずは三津屋さんで天つき蕎麦を頂いた。美味しかった。ついで山形蔵王へ。そして大露天風呂に入った。落葉樹に囲まれ ての入浴が気持ち良かった。その後、エコーラインの方をドライブした。コマクサ平に降り立つと、なんとコマクサが咲いていた。終わりかけではある がまだ美しい。会えるとは思っていなかったので嬉しかった。宮城側からの蔵王の姿も楽しむことが出来た。このコースも定番になりつつあるな。
8/12(金) の進歩 ポンペイ展
宮城県立博物館でポンペイ展をやっている。せっかくだから見てみることにした。しかし、博物館に近づくもまったく盛り上がっていない。本当に、ポ ンペイ展をやっているのかと思った。入り口に来てようやくポンペイ展の看板を確認出来た。博物館、東北大学の職員だと半額で入れた。儲けた。ポン ペイは、火山の大噴火で埋もれてしまった街である。色々なものがそのまま埋もれてしまった。それが後年になって発掘され、すごい発見が続いたよう だ。テレビで見たような、犬のタイル絵とか、埋もれたままの人の姿とかを現物で見ることができた。都市としてかなり発達していたようで、上下水の 道具等も色々とあった。現在の道具と原理的に同じ物が多く、ポンペイの時代から2000年も経っているのに、人間がやっていることは大して変わら ないなと思った。
 昼食後、秋保温泉に行った。お盆なので外来入浴をやっていないところが多いだろうと覚悟しつつ探して、ニュー水戸屋に入った。湯船がたくさん あって良かった。しかし露天風呂は建物の狭間にあるみたいで風情に欠けた。

8/11(木) の進歩 福島の定番コース
今日から夏休みである。理学部生物学科が8/12まで強制夏季休業、生命科学研究科が16-18日まで強制夏季休業なので、両方を兼務する私は足 して2で割らずの休暇となる。いちおう17日まで休む予定だ。というわけで今日は福島へと向かう。まずは、会津若松で輪っぱ飯を頂くのだ。という わけで高速で会津若松へと向かった。そして、田季野という店に入った。ずいぶんと前に偶然に見つけた店で、古民家で輪っぱ飯を提供している。今日 は、鮎の輪っぱ飯を頂いてみた。しかし失敗だった。鮎は香ばしくて美味しかった。しかし輪っぱ飯に合わない。色ご飯の上に鮎が乗っているとう感じ であった。具にもっと味が染み込んだものにするべきだった。ついで花春酒蔵さんに行った。限定の酒を三本購入した。最後に、東山温泉の庄助の宿瀧 の湯に行った。滝を目の前に入浴できる露天風呂がある。今日も眺め良しであった。その後、猪苗代湖にちょっと寄った。湖水浴場が賑わっていた。と いうわけで、輪っぱ飯 -> 花春酒蔵 -> 庄助の宿瀧の湯という、福島での新たな定番となりつつある旅を楽しんだ。
 帰宅後、輪島塗の煮物椀で久々に楽しんだ。鰻と椎茸の煮物椀である。白山石楠花の椀で頂いた。しかしさすがに季節が。かといって紅葉のお椀は早 すぎである。この時期にぴったりのお椀も欲しくなってしまう。

8/10(水) の進歩 科研費テーマ
この秋も科学研究費を申請する。絶対に取りたい。今日からその研究課題を考え始めた。まずは、これまでに思いついていた研究課題を書きためた word文書を開い た。そして色々と読んでいった。研究比較獲得に成功した課題も書いてある。もう一回これで申請できたらと思うが、それでは駄目だろう。かたや、獲 得に失敗した課題も書いてある。うーむ、なんで落ちたのか理解不能だ。自分が書いたのに読んでもわからない課題もあった。しかし見切っては いけない。実は面白いことが書いてあるのかもしれない。新たに思いついた課題も書き込んだ。でも、そうそう思いつくものでもないので筆は進まず だ。結局のところ、ほとんど進行せずであった。ま、初日だし当たり前だ。これからじっくりと考えていけばよい。
研究相談をした。計算をちょっと変えたのだけれど、期待していた通りの結果が出たようだ。良かった。これからどこを詰めていくかを相談し た。引き続き頑張ってね。
 修士論文の投稿論文化も進めている。コメントをありがとう。さっそく改訂した。
生物学科三年生向けの講義試験の採点をした。みんな、しっかりと勉強をしてくれたようだ。採点していて嬉しくなった。お疲れ様でした。
明日から夏休みに入る。せっかくなので、温泉一泊旅行もする予定である。そのまま失踪するかもしれない。戻る場合は、17日か18日に研究室に出 るであろう。
Mathematica本格計算も続けている。本日、連続21回のシミュレーションを仕込んだ。夏休み中にもしっかりと計算をして貰うの だ。
8/9(火) の進歩 重版決定
「これから論文を書く若者のために;大改訂増補版」と「これからレポート・卒論を書く若者のために;第2版」の重版が決まった。これ論大改訂増補 版は5回目の、これレポ2版は3回目の重版である。お買い上げ誠にありがとうございます。お役に立てば幸いです。
生物学科二年生・三年生のレポートの採点を終えた。みなさん、提出お疲れ様でした。
長崎に原爆が投下された日である。今日も、非核の誓いを新たに。
嬉しいけれど納得がいかないという珍しい感情に陥った。ほんに、どうしてそうなのか納得がいかない。でも嬉しい。
8/8(月) の進歩 試験も終わった
本日、生物学科三年生向けの講義の試験を終えた。これで、前期の講義実習をすべて終えた。やり遂げた感がいっぱいである。みなさん、半年間どうも ありがとう!
 試験を始める前に、実習でのビデオ観察について意見を聴いた。訪花昆虫のビデオを一人3本観察して貰った。大変だったという感想がちらちら聞こ えたので、来年は2本に減らそうかとも思ったのだ。しかし、データを減らすと統計的な検出力が落ちてしまう。そうなるとレポートも書きにくくな る。なので、2本がよいか3本がよいか聴いてみたのだ。と、ほぼ全会一致で3本だった。楽な方ではなくデータの質を選んでくれた。かなり感動し た。というわけで来年の三年生の皆様、先輩の助言により3本となります。よろしいですね。
 講義アンケートも行った。毎年恒例である。今年は、「非常に面白かった」と答えてくれた学生さんがとても多かった。嬉しい。頑張った甲斐があ る。今宵は、休肝日の予定を変更して祝杯とする。

三年生が一人、研究室見学に来てくれた。私が色々と説明をした後、先輩達を交えてお話し をした。酒井研に入ってくれたら大歓迎だよ!
モデル組二人と研究相談をした。ここに来て仮定を変更することになった。モデルをより良くするためだ。頑張ってね。
色々な講義のレポート提出が続いているようだ。私のところにも、生物学科二年生・三年生のレポートが届いた。皆、一所懸命に書いてくれて いる。さっそく、採点して返却している。明日には全部を終える予定なり。
8/7(日) の進歩 何するでもない
何するでもない週末である。講義が終わり実習が終わった。そのご褒美に、何もせずにゆったりと過ごすのだ。しかしもちろん、何かはしている。昨日 今日と、映画だのドラマだのをだらだらと見て過ごした。ほぼ二日間こうして過ごすと、これは確実に頭が悪くなるなと思う。本を読もうかとも思っ た。しかし腰が重かった。ひたすら、テレビを見つめて過ごしてしまった。
いや実は、Mathematicaシミュレーションを自宅のパソコンでもやらせていたのだった。ところが、なぜか途中で計算がとまってい た。もう一度試しても途中で止まった。いったいなぜ? 新しいパソコンが来るまでは、今は自宅に置いてあるこのパソコンでずっと計算をやらせていた。その時は大丈夫だった。ひょっとして拗ねている?

8/6(土) の進歩 声が戻って来た
ベガルタ仙台 4-1 ツエーゲン金沢。声出し応援が解禁となった。
 敵地なのでDAZNで応援した。前半8分、FW中山がエリア内で倒されてPKを獲得。本人が決めて早々に先制した。前半18分にもFW富樫が決 めてくれた。これで楽になった。後半にも2点をあげ、一時は4-0に。1点返されたものの4-1で危なげなく勝利した。
 サポの声援が戻って来た。今日から声だし応援の解禁である。歌声が聞こえる。いいね、やはりこれだよ。ところで、コロナ後に加入した選手のチャ ントをどうするのだろう。これから作るのか。応援のためには必要だよね。
 そのコロナ、金沢は感染者続出で、今日の登録選手が16人しかいなかった。しかし試合は行われた。かたや、コロナのために延期になっている試合 もある。どういう基準なのかわからないが、無理して行うべきではないのでは。やはり、お互いにベストの状態で闘いたい。
 首位の新潟が引き分け2位の横浜が負けたので、上位との差が一気に縮まった。首位と勝ち点2の差である。この勢いで一挙に首位に上がろう。

広島に原爆が投下された日である。ロシアによるウクライナ侵略のために、核戦争の恐怖が現実のものとして感じられるようになってしまっ た。非核の誓いを新たに。
8/5(金) の進歩 明日は金沢戦
ベガルタ仙台は明日、敵地でツエーゲン金沢と闘う(19時試合開始)。前節、終了間際に追いつかれて引き分けてしまった我がクラブである。首位の 新潟と2位の横浜がお付き合いしてくれたのが幸いだった。しかし同じ轍を踏んではいけない。敵地といえど必ずや勝利して上位を追撃しよう。
月初めの談話会があった。もう8月か。みんな、ますます頑張っていこうね!
修士論文の投稿論文化も大詰めを迎えている。体裁を投稿先に合わせ、アブストラクトも書いた。コメントをよろしくです。週明けには英文校 閲に出そう!
Mathematica本格計算に入った途端にエラーが出た問題。初期値の設定が原因だった。有害遺伝子数を多くし過ぎたため、種子生産 できずに全滅ということが起きていた。初期値を修正したら問題無さそうである。
 ついでに、シミュレーションを複数回実行できるようにプログラムを変えた。これで、同じパラメータの下で複数回走らせることが出来る。金曜日に 実行して帰り、翌月曜日には複数回シミュレーションが終わっているという算段だ。これで効率も良くなるであろう。

8/4(木) の進歩 学生実習四日目
生物学科三年生向けの実習の最終日である。今日はまず、論文の書き方の後半(材料と方法・結果・考察の書き方)の説明をした。昨日の「これから論 文を書く若者のために」の講義に、非履修者を含め全員に出て貰っており、そこではタイトルと序論の話をした。なので今日はその続きである。つい で、データ解析の続きの話をした。一般化線形混合モデルを使っての解析である。この解析を行うためにはlme4というRのパッケージをインストー ルする必要がある。例年の実習では、実習時間中にインストールして貰っていた。ところが、うまくインストール出来ない学生が多く、成功率50%く らいであった。そこで今年は事前にインストールしておくようにと言っておいた。と、成功率100%であった。なんだこの違い、学生に任せてしまう のが一番なのかと思った。というわけで皆、一般化線形混合モデルの解析もさくさくとやってくれた。16時に終了。皆さん、お疲れ様でした。レポー トを頑張ってね。
祝アクセプト。中間的な自殖率の進化に関する論文がアクセプトされた。

Evolution of mixed mating: effects of among-parent variation in early-acting inbreeding depression coupled with overproduction of ovules. Journal of theoretical Biology in press

やった! 嬉しい。
 これで論文の総数が99となった。ここで止める訳にはいかない。とりあえず100を目指す。

8/3(水) の進歩 講義終了
生物学科三年生向けの講義「植物進化生態学」の最終回を行った。恒例の「これから論文を書く若者のために」というお題で、論文とは何か、タイトル の付け方と序論の書き方の話をした。序論の説明では、「勧善懲悪イントロダクション撰集」という文書を使って行った。私が作った撰集で、この講義 のみで使っている物である。序論の実例がたくさん出て来て迫力があるのだ。皆、良い例悪い例を納得してくれたと思う。今日の話を参考にして、ぜ ひ、良いレポートを書いて頂戴ね。
 今年は、休講無しで15回の講義を行った。史上初である。これまでは1回くらいは休講が入っていた。受講生のためにと、ひたすら頑張ったのだ。 やり遂げて開放感いっぱいである。

生物学科三年生向けの実習の三日目である。今日は統計解析を行って貰う。初日に取った訪花行動のデータを分析するのだ。まずは、データの 整形をして貰った。3つの班に分かれ、班員が分担して取ったデータを班ごとに集約する。しかし、空行が入っていたりとか、入力の間違いとかがあ る。それらをみんなで確認していった。30分位かかってしまった。その後、Rを使って統計解析をした。前回までは大丈夫だった命令文が今日は効か ないといった謎のエラーが出たり、ちょっとした打ち間違いがあったりと、やはり苦労が続出であった。進行状況も、学生さんによってかなりの差が出 た。早い学生さんは、まだ説明していない部分も自主的に進めていた。でも、最終的にはみんな最後までやり遂げていた。16時に実習終了。お疲れ様 でした。あと一日頑張ってね。
今日も疲れた。何もやる気が起きないので、実習終了後に早々に帰宅した。そして、講義終了のお祝いをした。一年で一番ほっとする日であ る。
8/2(火) の進歩 学生実習二日目
今日も、生物学科三年生向けの学生実習を行う。今日は、数理モデルを用いた解析を行って貰う。私の説明を聞き、自分で少しずつ式を組み立て、そし てそれを少しずつ解いていって貰うのだ。プリントに書き込み欄を作っており、説明を聞いた後に、そこに数式等を書いていって貰う。大方の学生が書 き終えたら、一人を指名して、ホワイトボードに書いて説明をして貰う。これを繰り返していった。みんな、熱心に取り組んでくれた。難しい問題は、 皆で活発に議論しながら進めていた。そしてちゃんと正答を導いていた。始めのうちは、けっこう早く終わってしまうかと思い、ゆっくり目に進めた。 しかしふと気づくと、それなりに時間が経っているのにプリントの1/3も終わっていなかった。それからは、ちょっと早めに進めて行った。ややこし い微分のところでは、予め答えを出してしまった。何しろこんな微分、自分では手計算では絶対にできない。私は、「1+1」さえも Mathematicaにやって貰う派なのだ。学生さんは優秀なので微分できるであろう。しかし、どれくらい時間がかかるのか想像がつかなかった ので、予め答えを出すことにした。結局、17時くらいに実習を終えた。最後の肝心の考察部分がはしょり気味になったのが反省点である。
 終わった途端、かなりの疲労を感じた。立ちずくめに話ずくめであったので、身体が重く疲れ切った感じである。実習はあと二日続く、自分大丈夫か とちょっと思った。

Mathematica本格計算を始めた途端に謎のエラーが出た。???。今まで、こんなエラーが出ることはなかった。原因究明のために しばし停滞である。
8/1(月) の進歩 学生実習初日
今日から、生物学科三年生向けの学生実習が始まる。TAの学生4人と共に実習室へと向かった。感染症対策として、冷房をしつつ、出入り口と窓の一 部を開けた。そしてまずは、実習の狙いと本日の作業の説明を行った。酒井研で撮った訪花昆虫のビデオを見て、データ取りをして貰うのだ。ビデオ視 聴のために、Windowsの方はSMPlayerを入れておくようにと事前に伝えておいたのだけれど、みんなちゃんと入れておいてくれてちょっ と感動した。ビデオ視聴は、複数の画面を並べて同時に行うと効率的である。ここで、各人のパソコン能力の差が出てしまった。4画面並べてさくさく と視聴できている学生もいれば、2画面で何とか視聴という学生や、1画面でも不自然な画像になっている学生もいた。それでもみんな、一所懸命に観 察をしてくれた。やり方を確認するのに、ほとんどの学生は印刷したプリントを見ていた。同じ物をPDFでも配っているのだけれど、そちらを見る学 生は少なかった。印刷した甲斐があったと、また密かに感動した。パソコン能力の差のため、作業の進捗に大きな差が出てしまった。早い学生は16時 過ぎに終了、遅い学生は17時半くらいかかってしまった。でもみんなやり遂げてくれた。お疲れ様でした。
 毎回のことだけれど、ちょっとした説明不足に気づかされる。確かにその説明は必要だったとか。来年に向けての反省点をまとめておこう。
 明日以降も頑張って頂戴ね。

修士論文の投稿論文化。仕事の合間をぬって作業をしてくれた。どうもありがとう。さあ、仕上げに入ろう。
Mathematica本格計算を始めた。長かったお試し計算を終え、ようやくの本格計算である。問題は、本格計算がいつまでかかるか だ。