近況報告2012年分

 

つくづくねぇ、人生考えるけども、人生っちゅーのはつくづくやねえ(明石家さんま名言集) 2012/12/23

・現在、ブログの文章をHPに移行中。既に「近況報告」2008年分まではブログから削除。まもなく2009年分も削除予定。

・ブログも、どんどん溜まっていくとどんどん読みにくくなっていく。移行次第、どんどん削っていく。まずはどうでもいい近況報告の文章から。

・近況報告を一気に読み返したが、つくづくどうでもいいことを書いておる。「ウチのワンちゃんのかわいい写真どうぞ」的なブログと、何ら変わらない。ま、今と比べるとだいぶ辛辣なことも書いているので、自分としては面白かった。もう少し攻めの姿勢を取り戻さないと、って、公務員が攻めの姿勢を見せてどうする?

・『東大クイズ研のすごいクイズ』読了。感想はあとで。


クイズ番組の感想文 2012/8/16

・ホールドオン。私が2度目にアタック25へ出場したときの対戦者3名が、前回で全員出場したことになった。とはいえ、これと言って売りのない私が出場する予定などありませんが。

・ホールドオン親子大会は、要は親がクイズに強ければ圧倒的に有利なわけで、いまいち入り込めない。つーか、親子大会である必要ってあるのだろうか? ちびっ子大会でいいのでは?

・やや昔の話だが、ブレインワールドカップ視聴。明らかに高校生クイズを意識したつくり。パクリ感がハンパではない。

・準決勝はやっぱりああいった形でなければならないのか。超一流大学と銘打った大学生に、いくらなんでもクレペリンは無いだろ。日本の大学を勝たせたいのは分かるが。

・途中で優木まおみも言っていたが、明らかに「この問題はこの大学が答えられる」というのを意識した問題作りをしている。今の視聴者は目が肥えているので、少しでもアンフェアに見えるようなことをするのは、クイズ番組として自殺行為だと思いますが。

・ま、結局日本のクイズでよく出る問題ばっかじゃん、ということですな。その割に日本の大学生は答えられなかったけど。「教養」とか「頭脳」を試すような問題は、申し訳程度にしか出されていないし。

・第2回ともなると、完全に「対策」を立てられてしまっている。「対策」が立てられる「ブレイン」って何?

・最近のアタック25は、アタックチャンス後が特に面白い。裏に高視聴率番組(そこまで言って委員会)があることで逆説的に生きながらえている番組なのだが、なかなかどうして相変わらず問題の質は高い。私の喪が明けるまであと3か月。何とかもってくれ。

・ダウンタウン結成30周年では「山崎モリマン対決」をするそうですが、TQC30周年では誰と誰が対戦すると面白いのでしょう?


ふざけましょう 笑いましょう バカと呼ばれたい 2012/7/25

・最近のトピックから。

・清水アキラ引退!のニュースは、それほど衝撃を持って迎えられたわけではないようである。

・ものまね好きが集まれば、氏の最高傑作が何か、という議論に自ずとなっていくわけだが、私の答えは「ハンダースの想い出の渚」ということになる。間違いなく、あそこに清水アキラという芸人のすべてが詰まっている。つまり、私にとっての氏の全盛期はハンダース時代だ、ということである。桜金造という芸人の全盛期がアゴ&キンゾー時代であることと、やや対照的か。

・江守賢治氏が昨年亡くなっていたことを、最近知った。『字体辞典』 『硬筆毛筆書写検定理論問題のすべて』『筆順の解明』などの不朽の名著があるが、本当は自費出版の『雪冤の記』や研究紀要(1〜3)をこそ読んでほしい。氏が亡くなったことで、手に入れる機会は極端に減ってしまう。こないだ神田で『漢字字体の解明』を見付け、狂喜乱舞して購入したのは僥倖であった。

・氏は筆順、字体の研究において、(たぶん)本邦に並び立つ人がいないほどの存在である。そんな氏の著書で気になることをひとつ。「衷」という字の筆順や字体の説明が、ある時期(常用漢字制定ごろか)を境に変わっているのだ。常用漢字制定前は「鍋ぶた→中」という順だったのが、「横棒→口→縦棒」に変化した。なぜなんでしょう? 氏の著書のどこかに書いてあるのかしらん?

・字体の変遷に関する説明も、ひとつひとつ資料を多く集め、非の打ち所のない説明をしまくっている。書道界の本筋にいない(たぶん)ことから、いまいち世間的にも知らない人が多いようだ。せめて筆順や字体に敏感であるべき国語教諭の世界では広めようと、決意を新たにしている。というのは大げさです。


ふろまんたん(懐かしきたほいやシリーズその1) 2012/7/10

・職業でもないのに、毎日ふたりの人間を風呂に入れて体やら頭やらを洗う、という作業に従事している。

・ひさしぶりの近況報告。NHKニュースで、タケノコ採りに出かけた方が「20日ぶりに救助されました」と言っていた。

・ということは、20日前に一度救助されていて、今回再び救助された、っていうことか?

・などという話でお茶を濁しつつ。

・クイズ(特にクイズ番組)のこと、書きたいことがたまってきたが、なかなか忙しく、、、。


「父を越えて行け」と名前をさずけた 2012/6/1

・第二子(男)が生まれたので、生活が変わりまくった。

・名前を付けるにあたり、私が条件としていることを書いておく。(1)絶対に無理のない読みであること。当て字は論外。(2)できるかぎり一通りの読みしか想定できないような字の組み合わせにする。(3)かといって、ひらがなには頼らず、漢字のみで構成する。(4)親の名前の字は使わない。(5)できるかぎり、自分の担任したクラスの生徒と同じ名前にはしない。(6)姓が3文字なので、名を3文字以上にはしない。以上、割と厳しい条件を課して、某名を命名した。

・「ホールドオン」について、そろそろひとことふたこと。毎回録画して、毎日見てる。アタック25はめったに見ないのに。

・まずは、日本の伝統である「帯クイズ」の復活に、心から拍手を送りたい。

・早押しがなくても充分テンポのよいクイズ番組はできるじゃん! 非常によくできている。問題の難易度のばらつきもそこそこあり、以前ほどベタ問題も出なくなって、何より難易度のバランスがよい。もちろん「バランスがよい」というのは、問題の難易度が同じレベルで揃っている、と言う意味ではなく、「そこそこバランスが悪く作ってある、そのバランスの悪さが絶妙」という意味である。

・武内アナの司会は、思っていたよりいいじゃん! 朝日放送のクイズ番組の司会のようにうるさくないし。最近はぐっさんよりむしろ武内アナの方が安心できる。ま、5本撮りまるだしですが。

・「どうせ問題の運じゃん!」と思っている人もいるであろう。はい。クイズというのは、基本的にそういうものです。クイズは競技ではなく、遊びなのだから、それでいいのです。クイズから運を排除できると思っているとすれば、それは思い上がりです。

・「ホールドオン」が斬新なのは、一人一人に違う問題を出して対決させる、という点である。今までの早押し系クイズ番組では、同じ問題に解答して正解数を競っていた。今回は(冒頭のデュオ4問、スクエア2問を除き)一人一人に違う問題が出される。だから負けても、それほど恥を掻かずにすむということだ。

・クイズの「強豪」は出るとロクな目に遭っていないようである。「そんなこともしらんのか」というつっこみを受けていることであろう。かわいそうに。福留氏ではないが、日常の生活から出すと本当に弱いのね。

・一方で、本当にクイズに全人生を捧げているような人は出てこない。どんどん出せばいいのに。クイズ王が一般人に負ける姿を、見てみたくはないですか?


嘘のひとつもつかないで 出てったくせに 2012/2/14

・やしきたかじん休養! 「そこまで言って委員会」を毎週見ている私にも気になるニュースだが、記事はほとんどテレビ番組の降板や継続などに触れるばかりで、「今後も歌を歌えるのか」を心配したものはまだ目にしていない。まず歌手なのだ、という認識が、世間にあまりないのか。まずは歌手なんだから。

・大平シロー氏逝去。サブロー・シローの漫才は、ものまねが有名だが、それ以外のネタこそ注目されるべき。ひょうきん族時代のシローさんもサブローさんも、やはり面白かった。にしても、こんなにたくさん報道されるものなのか。DVDの宣伝なのかしらん。ま、やすきよと違い、吉本を一度出ていってから復帰した人たちだから、DVD売りまくっても全然気にならないが。

・何度でも言うが、私の持論では、死んでから天才だ何だと言ってもどうにもならない、ということ。島田紳助氏やオール巨人氏は生前からちゃんと天才扱いしていた。私もよく失敗しているが、褒めるなら、絶対に生きているうちにしましょう。

・M−1開始前、審査委員長が「漫才の経験がある人に審査員をしてもらいたい」という旨を話していたことがある(松本紳助などで)。だったら無理してでもサブロー・シローさんのいずれかを審査員にしてもよかったのではないかな、という気がする。

・シローさんといえば、意外と知られていないが、洋楽マニアである。1992年ごろのドレミファドンのスペシャルで「Jumpin' Juck Flash」「I'm sexy」「ハイスクールはダンステリア」「ゴッドファーザー愛のテーマ」「ホテルカリフォルニア」など、洋楽は一人でほとんど正解。薬丸裕英氏に「Let it be」を押し負けたと悔しがっていた姿も印象的だ。あと、「稲妻ベイビー」「或る日突然」なんかも正解していた。

・アタック25はまだ予選の参加者を募集していた。もうすぐ1年経って参加資格の切れる人もいるようだが、もう1年待ってもう1回予選を通って、私と同じ回に出ましょう。


元旦のモチで押し出す二年グソ(ビートたけし) 2012/1/5

・今年もよろしくお願いします。

・年末・年始はそれほど多くの番組を見ていないが、気になったところだけ見たので、やや感想を。

・何がびっくりしたと言って、一番びっくらしたのは高部知子の「のぞみ」に関する映像が山ほど放映されたことである。長いことタブーとされてきた高部映像だが、DVDでは収録されていたり(わたしが持っているのは「クロコとグレコ」だけだが)、「悪いのはみんな萩本欽一である」で放送されていたりしたので、雪解けは必ずあると思っていたのだが、こんな早くとは。

・三姉妹そろって歌う「めだかの兄妹」はおろか、電話出演した回まで放送されるという、凄まじいサービスぶり。素朴を売りとする「わらべ」にあってやや派手に見える高部知子であるが、彼女は絶対に三姉妹の長女として必要であり、近年よく見るかなえ・たまえのみの「めだかの兄妹」など基本的に見たくはない。妹キャラ2人ではしょうがないのである。

・「知力世界bP決定戦」、まさかTQCの活動状況が見られるとは。にしても、似たような企画がじゃんじゃん出てくる、こういうのを「クイズブーム」と勘違いしないように。何はともあれ、東大クイズ研、優勝おめでとうございます。

・すべらない話。私も小藪千豊氏の圧勝かと。

・朝まで生つるべ。何と言っても「青春旅情」をあのねのねと鶴瓶師匠で歌うとは! 泣きそうになってくる。「赤とんぼの唄」をも歌い、かつ、そのタイトルが歌詞に出てくる「あの素晴らしい愛をもう一度」まで歌うとは! これは大事件ですよ!、いや、そうでもないか。

・「ガキの使い」はいまいち食傷気味。直前に他の番組で見てしまったネタの既視感が多かったように思う。高橋恵子がピークだったかと。にしても、比企理恵と目黒祐樹は次の日の「相棒」にも出ていた。この2人を連日テレビで見るという経験はもう一生無いと思う。

・「頭脳王」の感想を詳しく書こうと思っていたのだが、長くなるのでまた今度。さっきも書いたが、こういうのを「クイズブーム」と勘違いしないように。クイズブームなのではなく、テレビ業界はちょっと視聴率を取った番組(この場合は高校生クイズ)のパクリがニョキニョキ出てくる、それだけの話。

・3歳の娘が言った言葉に泣きそうになった。彼女を車に乗せて走っていたら、たまたま車にあったCDから「やぎさんゆうびん」(フォークル「紀元二千年」より)が流れてきた。ええのう、と思いながら聞いていると、いきなり「あ、○○(本人の名前が入る)この歌知ってる! お父さん、この歌知ってるの?」と叫んだ。どうやら幼稚園で歌っているようだ。歌で人と人とはつながっていく、というお話。ええ話やのう。永六輔みたいだけど。

・ちなみに、そのあとたまたま車にあった「再結成記念解散音楽會」(フォークル)バージョンの「やぎさんゆうびん」を聞かせたら、やっぱり知っていると言った。調子に乗って、たまたま車にあった「フェアウェルコンサート」(フォークル)の「動物園へ行こう」を聞かせたら、やっぱり知っていると言った。なんてフォークマニアな子なんだ。さらに調子に乗り、たまたま車にあった「戦争と平和」(フォークル)の「あわて床屋」を聞かせたら、「知らない」と素っ気なく言われた。ま、再結成時の新曲のようなもんだから、しかたないか。

 

BACK