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7月14日カルデラ湖
フィールド/山岳部カルデラ湖
実釣開始時間 AM10:40 終了時間13:30
使用ルアー/ゲーリーヤマモト・イモ60、
ケイテック・リトルスパイダー
スミス・美蝉
釣果/1尾
ヒットルアー/スミス・美蝉
7月14日 AM10:55 今期初の榛名バスです。
久々にスリリングな釣りが出来ました!
今期初の榛名バスです。例年セミを模したルアーで爆釣するこの時期ですが、今年は様子が違うようです。
そんなこともあり、この時期のパイロットルアーであるスミス/美蝉はキャストせず、ケイテックのリトルスパイダーをキャスト(今思えば自分らしくない・・・)。小型のジグヘッドとの組合せもあいまって、飛距離も出ず苦戦。セミ系が不調という情報を真に受けた自分・・・やはり信頼の置けるルアーへチェンジ。美蝉をキャスト。
1投目は飛距離と着水ポイントに不満が残りながらも小刻みなアクションを入れ、様子をうかがう。時々ポーズもくわえながら・・・。
ところで、ここ榛名湖は観光地でもある訳です。平野部が猛暑でもここ榛名湖は過ごしやすい爽やかな陽気。当然観光客も多い。湖をほぼ一周できる道路もあり、エスケープゾーンも多く設けられている。私たち釣りをする人達もそんなエスケープゾーンに車を止めたりするわけで、もちろん観光の人達も止めます。ということは・・・
観光客さんたちに声をかけられる事もしばしば・・・「この時期は何がつれるんですか?」 『ブラックバスが釣れます(まだ釣れてないけどね)』 「はぁ〜ここにもブラックバスが居るんですかぁ〜」 『ぇぇ。』・・・・こんなやりとりはざらである。
愛想が悪くならない程度に、なおかつそこそこに話を切り上げ2投目をキャスト。釣り上げる事さえ出来なかったが、前回来たこのフィールドで好反応があったのはポーズを入れないで連続したアクションの時に水面を割って出たのを思い出し、着水後、一呼吸してアクション開始。イメージとしては蝉が運悪く落下し、もがく様子(落下直後からもがく蝉は少ない)。この時の波紋はただただ円形の連続した波紋が出るのみ。まさにこの実演をする訳です。ルアーはどうしても引き波を立てて進んでしまいますが、この釣り方の場合、引き波は釣果を悪くするのみ。
円形の波紋を出し続けるのは疲れますが、続けます。さすがに連続は辛いので休みますが、なるべく短時間で再開。
この再開直後ドラマは始まりました。まだまだ岸までは遠い場所にあるルアーにアクションとは違う波紋が現れたかと思うと『パチャ!』という捕食音!トップウォーター系ルアーの鉄則、焦らず慌てず重みを充分感じたら巻き合わせ。さらにロッドを確り立ててより確実なフッキングに持ち込む。緊張と嬉しさがこみ上げ、休日の至福のひと時を過ごしていると・・・
「おっ婆さん婆さん、釣れてるよホレ!」 『・・・クッまだ居たのかよ・・・・(声には出せない心の叫び)』
「うわっデカイデカイ!ホレホレ見てみ!」 ロッドと巻き取るラインに何時に無く重みを感じつつ 『至福の時間も台無しだ・・・(叫び#2)』
水面を割ってジャンプし抵抗をするバスを丁寧に寄せる。なんせラインは3lbの極細ライン。トップウォーターで比重の重いフロロカーボンのラインは邪道なのかもしれないが、見切られる可能性が低い極細、それにこうしてある程度のサイズをキャッチする為にはフロロカーボンに分があると思っているが故の選択。もう直ぐ足元というところまで寄せてもまた直ぐに走り出す良型のバス、重みから感じたサイズに相応しい大きな魚体を確認。同時に、寄せた事で上顎、下顎それぞれにルアーのフックが確実にフッキングしている事が確認できた。あとは手元に寄せるのみ。ジリジリとドラグが鳴きラインがまた少しずつでていくが、もう安心。「アミが無きゃ捕まえらんないね!」と婆さん・・・・「うわーでけーや!」と爺さん・・・「糸切られちゃうよホラ!」と婆さんは言う。『切れないですよ!』と自分。前述のとおり、切れない、切られない事を想定したタックルバランスです。これで、ロッドが硬かったら切れますな。「どうやってはずすん?!」と婆さん 『・・・・・まあみてろっ(叫び#3)』「でかいんが居るんだね〜好きな人はたまんないやぁ〜ねぇ〜」『・・・・・・』「これたべるんかい?」『いえ、放します。(ここはリリース禁止ではない)』「あ〜どっかで聴いたけど増えちゃってどうしょもねぇんだっていうわいね〜」『・・・・僕らはここで正当な権利を入漁年券として購入し管轄漁協の許可の下釣りをしてます(叫び#4)』・・・・ということで無事キャッチできたのは、ざっと39〜42cmほどのブラックバス。榛名としてはやや大きい部類になりますか。それにしても観光で訪れる方々には参ります・・・結局6人の観光客をギャラリーにしての釣りとなってしまいました・・・・・(撮影もそこそこに)