桜流について
桜流の信条
芸道を歩むことは心の修業を成すこと
豊かな感性で人との関わりを大切に生きること
桜流の目指す心(五弁の花びら)
一、人の立場に立ち、人の気持ちを察する心
二、自分だけ良い子になり、正論・理屈を述べるのではなく、親切な行動で人を思いやり、導く心
三、先人を尊敬し、その恩恵で生きる自分を感じつつ、後進の礎となろうとする心
四、短絡的でなく思慮深い発言、柔らかい言い回し、直情的でなく大人の振る舞いのできる心
五、どんな時でも明るさを忘れず、人様を楽しませる演技力、垢抜けた感性を備え、春光、桜花の如くありたいと思う心
この心が、やがて、八重に、そして幾重にも、優しく広まって行きますように。
桜流の形態
富士の山を見上げ、三つの誓い
一、組織形成欲、名誉欲、金銭優先欲とは無縁の精神を気高く掲げ、和を築き、誇りを持ち、心豊かな生活を営みつつ、人様にも喜んで頂ける桜流≠ニなることを目指す。
二、流祖桜富寿佐の名前は一代限り、名取名の継承もなく、修業を積み、名取となり、師匠となることを許された者の名前の付いた、おのおの独立した会を育て、桜流の芸を広める。 ただし、やみくもに広げるのでなく、流祖自身や流祖の指導下での行き届いた手助けと、流祖がそれぞれの秩序、礼儀の維持を見届けられる範囲を持って、一歩一歩、歩みを進める。
三、明朗会計を示し、庶民的立場に立ち、若い世代にも広まるような、運営方針で、日本の伝統の灯を、情熱を持って燃やし続ける。
一つずつ、積み上げ、一足ずつ歩みを進め、やがて、日本人の心の支えとなる、清らかな山のようになれますように。
桜流の道
桜流は政治、宗教の片寄りはありません。
人間の志を見極める澄んだ眼を持てるように、また、自然豊か、四季美しい日本に生まれた幸せを感じ、神仏や先祖、先人の導きに深く感謝しつつ修業を積み、皆様に喜んで頂ける踊り、長唄(三味線)をご披露、広められるよう、芸道の道を歩んでいます。
平成二十三年四月一日大安吉日 創流
桜流 流祖 桜 富寿佐
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