「千葉・茨城の旅(進調会) 寺社巡り」  開催メモと加藤芭蕉の俳句付き」


平成23年より写真は容量が必要な為、最低にしましたのでご理解下さい。
 
二〇二二年十一月十日〜十一日
千葉・茨城の旅(進調会) 寺社巡り 三十句 
(成田山新勝寺、香取神宮、佐原、鹿島神宮、銚子、犬吠埼)

朝外出の今消えんとす後の月
・紅葉狩三年ぶりの顔と声 (町田 日本レンタカー)

・ビル街に隠るる当社天高し ーNECー

・早々とマスクずらして銘酒かな     (首都高速)

・降り積もる落葉の池や仁王門     (成田山新勝寺)

・三重塔を借景大黄菊            (成田山新勝寺)

・七五三の大き看板新勝寺        (成田山新勝寺)

・そぞろ寒賽銭箱に「DONATION」(成田山新勝寺)

・参道にうなぎ焼く香の流れをり      (成田 川豊)

・肩寄せてう巻き・うな重・白焼きと (成田 川豊)

・懸崖菊の間に社殿見え隠れ          (香取神宮)

・木漏れ日に光る銀杏の黄葉かな (香取神宮)

・川筋の柳初冬の風を受け          (佐原 小野川)

・小春日の小江戸の街を舟遊び (佐原 小野川)

・街外れに小詞ひっそり虫の声 (佐原 八坂神社)

・県分ける利根川広く芒の穂 (千葉〜茨城)
十一日
・居酒屋に冬の浴衣で集ひけり  (ホテルWING 三城)

・音立てて新そば啜る五人かな (ホテルWING 三城)

・冬うらら浦の中なる朱の鳥居 (鹿島神宮 西一の鳥居)

・木漏れ日の参道に降る枯葉かな   (鹿島神宮)

・参道は長く一枝だけ紅葉         (鹿島神宮)

・ボランテイア用落葉掃除の竹箒    (鹿島神宮)

・翁も一茶も見たかこの石木の実降る ー要石ー(鹿島神宮)

・女王のワインの香り秋日和    (銚子へ)

・港から直送秋刀魚の刺身かな  (銚子 魚料理ひたち)

・広大なキャベツ畑も冬に入る (犬吠埼へ)



・灯台を見上げ見下ろす冬有磯   (犬吠テラス)

・車渋滞ヒコーキ三機の冬夕焼        (アクアライン)

・海上に浮かぶ富士山冬夕焼  (アクアライン)

・冬の店お疲れさまと紹興酒    (町田 西遊記))


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