「平成30年 熱海・修善寺の旅  開催メモと加藤芭蕉の俳句付き」


平成23年より写真は容量が必要な為、最低にしましたのでご理解下さい。
 
二〇一八年十一月二十一日〜二十二日
進調会 熱海・修善寺の旅 二十句 


・冬の朝常の席なりレンタカー         (町田 ニッポンレンタカー)
・雪の富士前に後に変はりけり            (厚木小田原道路)

・車窓には朝日に光る冬の海                 ( Rー135)
・和と洋の作品並び庭蜜柑        (湯河原 人間国宝美術館)
・貫一とお宮の像や枯葉舞ふ               (熱海海岸通り)
・眼の下に熱海の街と冬の海                (熱海後楽園)


・熱風を吹き出す洞(ホラに咳込めり                (走り湯)

・冬空と社殿を覆ふ御神木    ー大樟ー          (来宮神社)
・寒林に梅の名札の白さかな                 (熱海梅園)
・裏からの冬滝越しの紅葉かな                (熱海梅園)

・梅開く季節を待てず冬桜                  (熱海梅園)
・持ち込みのワインと銘酒冬の宿           (かんぽの宿熱海)

・閉店の干物屋多く空っ風                    (網代)
・枯芒五輪道路の音高し                   (亀石峠)
・外人の着物姿や寺紅葉   (修善寺)

・竹林を鳴らす川風冬めけり                  (修善寺)

・リベンジの店に鰻と冬冷酒               (三島 御殿川)
ー以前にバスツアーで来た店ー

・冬霧の行く手を拒み箱根路 (ミチ)              (箱根路)
・旅土産買ふ人の波日短か              (小田原 鈴廣)
・駅ビルに再会約す紅葉旅               (町田 鳳鳴春)


露天湯の庇(ひさし)の向かう春の雨  加藤会長の俳句 読売新聞掲載 H31.4.27




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