「平成29年 富士と西伊豆の旅  開催メモと加藤芭蕉の俳句付き」


平成23年より写真は容量が必要な為、最低にしましたのでご理解下さい。
 
二〇一七年十一月十四日〜十五日
進調会 富士と西伊豆の旅 二十五句 

"十四日                         "        
・酒積んでいざ出発ぞ紅葉旅                       (サイトピア)
・朝霧は晴れの兆しと祈りけり                         (圏央道)
・山霧を抜け七人の旅始め                       (中央道 都留)
・富士見えず湖畔彩る草紅葉                         (山中湖)
・座り込み切れぬ雲待つ冬の富士                            ,

・遠景は冬の富士なり五重塔                  (新倉山 浅間公園)


・冬景色片身の狭い日本人                                ,
・銭(ゼニ) の投げ入れ罰金の札水澄めり                  (忍野八海)


・茶の花の咲いて園内静かなり                        (時之栖)


・イタリアンワインと共に冬館                     (グランテーブル)


・ひっそりと谷間に拓く枯棚田                       (石部の棚田)


・食べきれぬ海の幸なり冬の宿                     (民宿 自湧泉)





"十五日                           "
・防波堤に釣り人ひとり冬の浜                          (雲見)
・冬の海見下ろし群れる猿の像                         (伊浜)


・荒海に落ちる絶壁枯芒                         (あいあい岬)


・強風に咲く石蕗(ツワ)の花岬道                          、
・冬帽子押さえ岬を巡りけり                              、
・断崖の上なる守護社冬怒涛         ー石室神社ー      (石廊崎)


・開国の寺とか桜落葉かな                      (下田 了仙寺)


・川筋に枯柳揺れ明治の香                       (ペリーロード)


・白焼きをつまみ獺祭冬座敷                          (川八)


・冬の波命からがら避けにけり                             、
・エリカてふ花は何処(イズコ)に冬岬                   (恵比須島)


・枯芝のゴルフ場見つティタイム                      (川奈ホテル)


・街の灯や紅葉の旅は一年後                          (町田)



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