「平成27年 茨城の旅  開催メモと加藤芭蕉の俳句付き」


平成23年より写真は容量が必要な為、最低にしましたのでご理解下さい。
 
二〇一五年十一月十二日〜十三日
進調会  茨城の旅 名物三昧 三十句

朝暗し落葉かさこそ鳴りにけり     (自宅〜町田)
着膨れて集ふ仲間やレンタカー (町田 ニッポンレンタカー)

黄葉の並木道抜け駅に待つ ー戸谷さんと合流ー     (高尾駅)
川面揺れスカイツリーと薄紅葉     (首都高)

今年また銘酒でスタート紅葉旅     (常磐道)
ー揃ふのを待ちて始まる酒宴かな(久保田万寿から)ー

ビールでも二番はダメと納得し ー一番搾りー
ー「二番ではダメなんですか」という有名なセリフがー

利きビールからの恒例紅葉狩  (キリンビール茨城工場)


晩秋の沼穏やかに鰻食ふ   (佐貫 鶴舞家)



大仏に向かふ農道枯蓮根     (牛久大仏への農道)
天高し大仏さまを見上げをり      (牛久大仏)


正面に秋色の濃き筑波山     (常磐道?)


広大な園を半周草紅葉
公園の遊具も止まり冬近し

潮風に揺るる芒や夕陽落つ     (ひたち海浜公園)

身に入(シ)むや六分百円マッサージ
寄せ鍋の香に七人の笑顔かな       (大洗 ?松亭)



十一月十三日

温泉とビールまた良し宿の朝        (?松亭)

渋滞の原子力村草紅葉       (東海村)

行き交ふは老人ばかり柿すだれ   (竜神大吊橋への道)

早足で渡る吊り橋谷紅葉     (竜神大吊橋)

木々の黄と紅を映して秋の滝

秋瀑や前から上から左右から

小吊橋揺れて紅葉の川渡る     (袋田の滝)

久慈川の落ち鮎並び軍鶏の鍋 (大子町 玉屋旅館)
寺かすむほどの濃淡紅葉山

ルーテインのお地蔵さんや紅葉寺

四方から鐘楼囲む紅葉かな      (永源寺)

ドラマの子通ひし校舎赤とんぼ ー花子とアンー      (旧上岡小学校)

土産買ふ釣瓶落としの東北道   (佐野SA)

シャブリ開け打ち上げとなる紅葉旅     (町田 葵屋)
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