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最涯を求めて 


 今から約25年前の昭和59年夏に、自転車で東日本を走りました。
 その翌年、旅の記録「最涯(さいはて)を求めて −東北 北海道自転車ひとり旅− 」を自費出版しました。
 今回、ホームページを開設するに当たり、若干の編集を行い、写真を増やすなどして、掲載することにしました。
 50日間の旅日記でかなりの長文ですが、気長におつき合いいただければ幸いです。

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 僕は昨年の夏、数年来の夢であった北海道に自転車で行った。
 自転車を選んだ理由は自然をより身近に感じとるためであり、また、自分自身の力で何かを成し遂げ、何事にもぶつかっていける自信をつけるためであった。
 僕がそこで見たものは、広い平らな土地とどこまでも続く道、そして大自然の中で生きる牛や馬の群れであった。
 僕はいつしか自転車に興味を持ち始め、僕の心には、「旅=自転車」という方程式が成り立つようになっていた。
 しかし、多くの時間と体力を必要とする自転車による旅は、そうそう続けられるものでもない。今しかできないことを今やる、だから僕は昨年の夏旅に出たのだ。

 旅から帰って友人に「今度、本を出版することにした。」と話すと、「たかが東北と北海道を走ったに過ぎないだろう、せめて日本一周くらいじゃなければ。」と云われてしまった。
 確かに、オーストラリアの砂漠横断や、北米大陸横断などとは比較にならないほどスケールは小さい。しかし、旅というものは、走った距離や費やした日数よりも、「何を得、何を考えたか。」このことが最も重要なのではないだろうか。

 そのため、この本は旅の最中に書き続けていた日記を基に、精神的な面を中心に書いたため、各種ガイドブックとは違い観光案内的な説明はほとんどしていない。
 みなさんに僕が旅の中で経験したこと、考え続けたことが少しでも伝わればこれ以上の喜びはありません。

10代最後を記念して
昭和60年3月



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