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Ski Association Fukushima

福島県スキー連盟 アルペン部

Point Committee

ポイント委員会

    競技者登録登録について

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     FISアルペンポイントルール
     2015/2016シーズン スキー用具に係わる国内運用ルールについて

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     平成27年度 SAJ春季マスターズ委員会報告
     FISマスターズアルペンスキー競技ルール
     209/2010SAJ公認マスターズスキー競技国内特別ルール

/////// SAFポイントについて ///////

SAFポイントとは
SAJ
SAF、二つのポイントがありますが、等評価になるようにそれぞれの大会で計算をしています。
スキー競技でポイント制を採用しているのは、次のような理由からです。
スキー競技は、それぞれの大会で使用するコースプロフィールが同じではないのと、雪質やコースセットに大きくタイムが影響されます。

したがって、同じコースで行われるレースであっても、毎回タイムが大きく変わるため、タイムをそのままコースレコードと決めることは出来ません。
このため成績を数値化し、選手を評価します。 まず、トップの選手とのタイム差からレースポイントを計算し、そのレースポイント
出場選手の持ちポイントから計算したペナルティーポイント SAFポイント とします。これがこの大会で取得したSAFポイントと言うことになります。

ペナルティーポイントとは
 大会の格付けで、ポイントの小さい優秀な選手が多く出場すれば小さな値となります。すなわち、地区大会より県大会、県大会より全国大会のほうが普通ペナルティーは小さくなると思います。

取得ポイントの計算
 シーズン中取得した上位2ポイントの平均が、その選手のSAFポイントとなります。SAFでは大会数が少ないことから、前年取得したポイントも平均を取るポイントとして扱います。SAJと異なるところです。
ポイントは、少なければ少ないほど優秀な選手という事になり、SAJではシーズン最期にトップの選手を0.00に修正してポイントリストを作成します。SAFでは0.00修正は行いません。そしてシーズン中にポイントは良くなっても、最終リストの前まで悪くなることはありません。

ポイントは、
「ポイントの小さい選手と同じレースに出場して、勝つかタイムを離されないようにする」
と、ポイントがどんどん良くなっていきます。

SAFが管理するものをSAFポイント、SAJが管理するものをSAJポイント、FISが管理するものをFISポイントと呼びます。小学生はSAFのポイントになり、中学生からはSAJポイントが取得できます。
F値とは
 1位の選手を0.00とし、1位とのタイム差とF値を使って算出します。F値とは、回転、大回転、スーパーG、ダウンヒルはそれぞれ平均速度が異なるため、1秒の重みが異なります。
これらの競技による時間差を等評価にする値が、F値(Factor)と呼ばれる係数です。
2016年現在、SG 1080 GS 980 SL 720という数字になり、1秒タイム差の時のポイント計算値はSG>GS>SLとなります。

レースポイントの計算
計測タイムは秒に換算されたあと、以下のように計算に用います。

To : 1位の選手計測タイム
Tx : 算出したい選手の計測タイム
P  : レースポイント
F  : F値

計算式 P = F × Tx ÷ To - F

又は P = (Tx ÷ To - 1)×F

ペナルティポイントの計算
 1. レース結果で10位以内に入った選手のうち、所持ポイント上位5選手
 2. 1本目のスタートゲートを通過したポイント上位5選手の最新リストのポイント
 3. 上の2.の選手のレースポイント(F値を使った計算)
この3要素からペナルティポイントを計算します。
レース出場選手中、上位10選手のうち、リスト掲載ポイント上位5選手のポイント合計を(A)
レース前の時点でのリスト掲載ポイント順位上位5人のポイント合計を(B)
レースでの上位5選手のレースポイント合計を(C)としたとき、

(A) + (B) - (C) ÷ 10

で求めた数字を基準とします。
そのレースに出場した選手の中で、上位5人の選手が、そのレースでどのくらいの成績を収めたか、ということを数字にしているわけです。
このとき、(A)の合計、(B) の合計がSAJで定めたマックスペナルティー(GS=200、SL=145とか)より大きければ、マックスペナルティーが(A)、(B) の値となります。
そのほかにもいくつか計算のルールがあります。