Doggie Joe & the Bones(DJB)が結成されたのは、1999年の秋。ベースのうがやんに声をかけられた3名が初めて顔を合わせた時から、ワイルドでパンキーなDJBが転がり始めた。なんとなく趣味が似ていそうで、実はそれぞれ全く違った感性の集まり、そこがこのバンドの売りだった(どのバンドもそうか?!)。
初めてスタジオに入ってボーカルのJoeの声を聞いた時の衝撃は忘れられない。これまでほとんどエフェクターを使わずにギターをやっていたのだが、慌ててオーバードライブを買いに行った。ライブを観てくれたお客さんの中で、その声のでかさとイカしたトーンにおったまげた人も多いのではないだろうか。
2005年5月、Joeが大阪へ旅立ったため、バンドは活動停止。約6年の活動だったが、これだけライブをできた時期はなく、とても楽しかった。会社の会議室を借りて一発録りした音源。いつか日の目を見るときは来るのか?!
ブルースとトム・ウェイツとパンクをこよなく愛する路上パフォーマーのJoe、がるるとアメリカンにまたがりメディア界を疾走するデストロイヤーのうがやん、ビーフハートを愛する早撃ちマウンテンバイカーのシライシ師匠、ライブでは弦ばかり切っていた私。皆、元気にやっとるやろか?