《サントアントニオエステート コーヒー生産者組合》
サントアントニオドアンパロ(Santo Antonio do Amparo)を中心に、周辺のオリベイロ(Oliveira)、カルモデマタ(Carmo da Mata)、ボンスセッソ(Bom Sucesso)、サンフランシスコデパウラ(San Francisco de Paula)に及ぶ地域の20農園(2011年現在)から成り立っています。
この組合の特徴は
1.小高い丘陵地で、土壌と水資源に恵まれている。
2. 農園主と労働者との信頼関係が築かれている(4代に渡って主従関係が継続しているケースも)
3. 協会での活動などスペシャルティコーヒーへの取り組みに熱心である。
4. 人気の高いブルボン種など古くからの品種の栽培が盛んである。
5. 品質に大きな影響を与える栽培・精選に関して、組合内での情報の共有化が進んでいる。
6. 選別や最終的な品質管理を一元化することにより品質の安定化が期待できる。
◎ ブラジルショコラ(Brazil Chocola No.2 S17/18)
産地標高:平均1000〜1100m
栽培面積:約2500ha(全農園合計)
栽培品種:ムンドノーボ、カトゥアイ、カトゥカイ
降雨量:平均1600mm収穫時期:5〜9月
(成分分析結果)
[生豆]品質の指標となる熟度(モノクロロゲン酸/ジクロロゲン酸)が高くショ糖含量が多いのが特徴。
[焙煎豆]甘いカラメル香をもつフラン類が多いのが特徴。
(「ブラジルショコラ」輸入商社からのご紹介)
末永く消費者に満足してもらえる商品を…生産者と共に、そしてお客様と共に創ることが私たちの目標です。そのためには味はもちろんですが、生産者との信頼関係が非常に重要です。そして、ブラジルエリア担当は「生産者組合」という形態に目を付けました。豊かな風味を作り出す気候や土壌。「良いコーヒーを作りたい」という強い想い。大切なのはそれだけではありません。商品の永続性に繋がる、農園主と労働者の関係も重要です。これらを調査するためにエリア担当は私たちの熱い想いを背負ってブラジルを歩きました。そして数ある生産者組合の中から私たちとともにこだわりの商品を創ってくれるパートナーを選びました。私たちの自信作は品質管理チーム、研究開発室によっても客観的に評価された、自信を持ってお届けできる商品です。