「一般」ページの説明
このページでは、「フォルダの扱い方」、「出力先フォルダを指定していなかった場合の処理」、そして「自動ファイル名変換法則」の設定を行います。
「フォルダの扱い方」は、入力ファイルとしてフォルダを指定したとき、その中身も変換するかどうかを決めるものです。階層を制限することもできます。また、出力先に同名のフォルダを作成するかどうかも設定できます。
「出力先フォルダを指定していなかった場合の処理」は、まさにその通りの設定を行います。「変換を行わない」、「ファイルを直に変換し、元ファイルを残さない」、「ファイルを直に変換し、元ファイルのバックアップもとる」、「同じ位置に、固有の名前を持った新しいファイルを作成するの4つから選択します。
最後に「自動ファイル名変換法則」は、出力先に同名のファイルがあった際に、自動的に名前を変えることが出来るのですが、その法則を設定します。先頭、末尾のどちらかに文字を付けるというだけのものです。もしそれでも同名のファイルがあった際には、さらに後ろに括弧付きの数字を付けます。
以下に、各項目の説明を行います。
入力ファイルにフォルダのあるとき、それをどのように扱うかを指定します。
「フォルダは無視」を選択すると、入力ファイルにフォルダがあっても無視します。「拡張子」ページで「拡張子による制限を設けない」をチェックしていなければ、設定ダイアログを閉じる際にリストからフォルダを削除するかどうかを聞いてきます。そして、それ以降はフォルダを入力ファイルに選択しようとしても、無視されるようになります。
「フォルダの最深部まで全てのファイルを扱う」を選択すると、フォルダの中にあるファイルも全部変換します。フォルダの中にあるフォルダの中のファイルも、全て変換します。このとき、「拡張子」ページで「拡張子による制限を設けない」をチェックしていなければ、指定された拡張子のファイルしか変換しません。
「フォルダ内も階層を制限して変換する」を選択すると、フォルダの中にあるファイルも階層を制限して変換します。例えば階層を1に設定すると、指定したフォルダの中にあるファイルは変換しますが、その中にあるフォルダの中のファイルまでは変換しません。1から122階層まで選択できます。このとき、「拡張子」ページで「拡張子による制限を設けない」をチェックしていなければ、指定された拡張子のファイルしか変換しません。
「出力先に同名のフォルダを作成する」をチェックすると、出力先に同名のフォルダを作成して、その中に変換したファイルを出力します。もしこのチェックを外していれば、全てのファイルが出力先のフォルダに一緒くたに出力されます。
出力先のフォルダを指定しなかった場合の処理を指定します。
「変換を行わない」を選択すると、出力先のフォルダを指定しなければ変換作業を行えなくなります。出力先フォルダの指定されていないときは、「変換」ボタンの文字が淡色になり、押せなくなります。
「ファイルを直に変換し、元ファイルを残さない」を選択すると、出力先のフォルダを指定していなければ元ファイルを直接変換するようになります。ファイルを直に変換したいときにはこの設定を使って下さい。ただし、書いてあるとおり元のファイルが残らないので、注意して選択して下さい。
「ファイルを直に変換し、元ファイルのバックアップもとる」を選択すると、出力先のフォルダを指定していなければ元ファイルを直接変換するようになります。そして、元ファイルと同じ位置に変換前のファイルを別名で保存します。このとき、新しい名前は自動的に付けられます。自動的に名前を付ける方法については、下の項目「自動ファイル名変換法則」を見て下さい。
「同じ位置に、固有の名前を持った新しいファイルを作成する」を選択すると、出力先のフォルダを指定していなければ、元ファイルと同じ位置に変換後のファイルを新しく作成します。このとき、新しい名前は自動的に付けられます。自動的に名前を付ける方法については、下の項目「自動ファイル名変換法則」を見て下さい。
自動的にファイル名を付ける際の法則を設定します。
出力先に同名のファイルがあった場合など、固有のファイル名を付ける場合が出てきます。その時に、元のファイル名を元にして、自動的に新しいファイル名を作成するようにすることが出来ます。といっても、作成方法は簡単なもので、ファイル名の前か後かに文字をくっつけるというだけのものです。
もちろんこれだけでは固有のファイル名にならないこともあります。その場合は、ファイル名の後にさらにカッコ付きの数字をつけます。数字は2から順番に付けられます。