はまったなぁ。ほんとに。どのくらいハマってたかというと、 各曲が何分何秒だかソラで言えた。って全然自慢にならないっつーに。 友達にレコード貸して啓蒙活動に励んだりもしていました。

思えば、ドラムを叩くキッカケでもありました。 机の上にカセットケースや金属製の製図用消し板(シンバルの代わり)を並べて YMO の曲に合わせて菜箸で叩いてました。

こいつのおかげで、インスト優先の価値観が強烈に植え付けられてしまった。 ロックを聞き始めたのが遅れた気がする(気のせい？)。 以降、YMO に関わったミュージシャンを手繰って聴いていくのだが、 どうも YMO が中心に据えられてしまい、高中正義とか鮎川誠とか、 それぞれの活動よりも先にまず Cosmic Surfin や Day Tripper が思い浮かぶ始末。 いやこの当時の「Super Live」とか「真空パック」とか聴いてはいたんですけどね。 手繰ると言えば、渡辺香津美の KYLYN (坂本龍一が参加)も好きでした。 ロックよりも先にフュージョンに目覚めていた。