交響曲第9番ホ短調「新世界より」 / ドヴォルザーク

ハマった頃の熱狂度★★
今聴いてもかっちょいいか度★★☆

  1. Adagio - Allegro molto
  2. Largo
  3. Scherzo.Molto vivace
  4. Allegro con fuoco

昔は自分でフルート吹いてた時期もあったりして、クラシック聴いてたんですよ。 いや聴いてたと言っても持ってる LP なんて数枚ですが、その中で印象の深かった 一枚です。

で、今改めて聴いてみるとなんちゅーかその、つまり、俺好みなんだな(笑)。 メロディが分かりやすくてちょっと哀愁もあって勇壮でハデ。 ハデ好みだったみたいです(とほほ)。 好きだったのは有名な第二楽章(遠き山に日は落ちてぇ〜)よりも第一楽章と第四楽章。

最近カラヤン/ベルリン po 盤を買ってみたんですが、テンポの取り方がかなり 遅くて気持ち悪い。バーンスタイン盤は勢いがあります。若さがあります。 って単に聴き慣れてるだけだというハナシもありますが。

このところオーディオへの興味が再燃してる関係上(?)ちょくちょくクラシックを 聴いてるので「今聴いてもかっちょいいか度」は星 0.5 個オマケ。

それにつけても、クラシック音楽とオーディオの関係を考えてしまう今日このごろ。 いや、昔はモノラルだったわけだし、クラシックは装置に頼った音楽だ、なんて ことを言いたいんぢゃないんですが、でもクラシックはやっぱ

まともなステレオぢゃなきゃ聴けねーぜっ(言ってるぢゃねーか)!

まともな、ってのはまぁラジカセじゃなくて、というぐらいの意味ですが。 例えば歩きながらディスクマンで聞く時、ピアニシモなんて全然聞こえないし、 聞こえるぐらいにボリュームを上げると今度は襲い来るフォルテシモに ビビりながらじゃないと聞けません。 ダイナミックレンジの広さ、なんてモノをこんなことで実感したりして。

クラシックや、あるいはジャズとか、アコースティック楽器メインの音楽を 再生することは難しい。イワユルオーディオファイル達の趣向がこういう 音楽に集まりがちだというのはユエなきコトではないんでしょう。きっと。 今アメリカでは、クラシックファンは音楽ファン全体の 3% 程度だそうです。 アコースティックジャズも同程度らしい。
それじゃオーディオ、すたれるよな。


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