Lively Up Yourself

2004/11 version

2004/11/28  琴葉ウォッチング

今日は二人で留守番。今日も今日とてとなりのトトロ。

「こっちゃんね、さつきちゃんが泣くところで泣くから!」

そ、そうですか。ってそれ、宣言する類のモノなんですか? そしてその場面。さつきちゃんが「お母さん、死んじゃったらどうしよう! うえーん!」そして琴葉は、

「お母さんがいなくてさびしいのー!」

ほんとに泣いた。

おれはほとんど将棋が打てません。駒の動かし方を知っているぐらい。 でも、最近パズラーなおれとしては、どうも「詰め将棋」という遊びが気になる。 で、どんなもんじゃろ、と昨日図書館で一冊借りてきたんですが。

「おとーさん、こっちゃん字書けるよ!」

へえ、すごいじゃん…って手に持ってるその本は、 おれが図書館で借りて来た詰め将棋の本じゃないか。もう片方の手にはボールペン。 あああ。お前まさか!

と、この辺で、どうやら自分はマズいコトをしでかしちゃったらしい、 と気付いた琴葉。じりじりと後ずさり。

そのペンで書いちゃったのか?

「えとね、こっちゃんね、こっちゃんね、書いてないよ」

書いたって言ったろ。見せてみろ。あああああ。ここにあるじゃないか! と鬼の形相で琴葉を見ると、 ゲンコツをもらう前からすでに大泣き。

「ごめんなさいぃー!もうしませんー!」

仕方ないからゲンコツ一発で許したる。しかし困った。 こういうのって修正液で消した上で図書館に謝るべきなのか。 それとも、ひょっとして修正液以上のハイテクな修復技術があったりして。 ならば、ヘタに直さずに謝った方がいいのかなぁ。

ちなみに琴葉がやっちゃった落書きは、将棋盤の図、 空いている升目に「Λ」みたいな字(?記号?)を書いた、というもの。 「ばっかもーん!本に落書きなんて絶対だめだーっ! まして図書館の本はウチのじゃない!」と怒りながら、ちょっと思ったんだけど、

これ、おれのマネなのかなぁ。いや、パズルとかクロスワードって、 升目に字を書いたり○×書いたりするじゃないすか。 だからひょっとして、へえ琴葉もできるね、 って言って欲しかったのかもしれないなぁ。

もうやらないんだぞ。約束。と言いながら、 涙でべたべたの顔をした琴葉をぎゅーっと抱き締めたら、 耳が熱くなってた。

夜、ロイヤルホストにて夕食。残さず全部食べたら食後にアイスクリーム付き、 という約束で、琴葉はおこさまカレーに挑戦。 しかし苦手なトマトがどうしても食べられない。プチトマト一個かぁ。 ま、他はきれいに食べたし、ちょっとオマケしてやるか。 というワケでアイスクリームを二つ、追加オーダー。

「こっちゃんのアイスはまだかなぁ?」

今作ってるんじゃない?

「がんばれー!」

いや応援しても早くならないと思うけど。ところでさ、お前トマト残しただろ。 だからその分、アイスクリームちょっと小さいかもしれないよ。

「えええー!こっちゃん大きいのがいいの!」

そ、そんなでっかい声出すんじゃありません、みんなびっくりしちゃうから、 と止めたんですが既に時遅く、

店中の視線が集まってましたとさ。
ゴメンナサイ。

2004/11/27  教育上良くないバンド

11/23 に演った Pulse のライブ録音を mp3 しました、と石田さんからメール。 早速ダウンロードして聴いてみる。

内容に関しては、ライブ直後にリーダー下河内氏が 「過ぎたことは反省しない」を明言しており、 つか、そのセリフが出た時点で負けじゃないかとゆー気がしないでもないんですが、 ま、それはサテオキ反省しません(←負けてる)。

横で琴葉が聴いてたんですが、

「もう一回聴く」

どれを?

「ぼくをー、ころしてー、っていうやつ。」

ものすごい歌詞を覚えられてしまった。 つかその後も「ぼくをー ころしてー」を連呼してるんですけど、 責任取って下さい。> 作詞者

Vine Linux 3.1 リリース、 という情報が入ってきたので、早速ダウンロード。

【その 1】
Vine 2.6 からのアップグレード・インストールを試みるも、 なんだかよーわからんぐちゃぐちゃな状態になってしまい、 ちくしょう、どーせテストマシンだ、まっさらにしたるわ! とクリーンインストール。

【その 2】
もう一台の Vine 2.6 マシン。バックアップサーバ。 先ほどの失敗を教訓に、最初からクリーンインストール。 このマシンは /home が別パーティションにしてあったので、 そこはフォーマットしない。これでバックアップデータはそのまま残せる。 素敵だ。

【その 3】
Vine 3.0 のノート PC。これは Vine のサイトにある通り、 source.list 内の "3.0" を "3.1" に書き換え、

# apt-get update
# apt-get dist-upgrade

とし、後は カーネルをアップグレードして完了。あっさり。apt よ今夜もありがとう。

Vine Linux は、安定性を求めるが故に収録ツールのバージョンが低い、 等の問題(というか)もありますが、 インストール 〜 日本語関連を含めた環境作りが、 とってもラクなディストロだと思います。

が、今まで使っていたのと同様、あるいはそれ以上(2.6 は gtk2 がなかったから Firefox 入らなかったし)の環境を整えようとすると、

あるいは、 ほほう 3.0 ではココが変わりましたな、なんてチェックしてると (samba が 3.X になったりね。設定方法知らんちゅうねん。なんすか pdbedit って)、

やっぱり時間がかかる。そりゃまぁ、そうなんだけど。
気付いたら夜中の二時ってのはどうなんですか。>オレ

2004/11/25  ガッチャマンと私

昔々、ガッチャマンというアニメがありましてね。

30 分の番組で、15 分ほど経ったところで一回コマーシャルが入ります。 そこで流れるジングルが、「らーーーーっらららっどーしーそーらそらっ」 というメロディに「ガッチャマン」というセリフ(?)が被る、というモノでした。

これを一人で再現しようとすると、 「ちゃーーーーっちゃららっちゃっちゃっちゃっちゃららっガッチャマン」 となるわけですが、これでは音楽とセリフが被っていることを再現出来ていない。 これではいかんのです。

そこで、友達を一人連れてきて応援を頼む。つまり、一人は 「ちゃーーーーっちゃららっちゃっちゃっちゃっちゃららっ」を歌い、 歌い終わるちょっと前ぐらいに、もう一人が「ガッチャマン」を被せる。 これで完璧です。

というネタで笑いを取ってた幼き日のワタシなのですが、 この心温まるエピソードから分かることは、

  1. その頃から「アンサンブル」というものに興味があった。
  2. その頃から完全コピー志向だった。
  3. その頃から馬鹿だった。
  4. その頃から馬鹿だった。
  5. その頃から馬鹿だった。
僕のことはそっとしておいて下さい。

2004/11/24  こんなところにジョン・レノンが

マンガ「Dr.コトー診療所」を読みつつ思ったこと。

登場人物の一人である、江葉都 怜という医師。 彼の顔を、ひょんなことからオノ・ヨーコが見て、なんだこれは! 肖像権の侵害だ!許すまじ!と怒髪天を衝く勢いで拳を突き上げ民衆を先導し Power to the people を歌い、 それでも怒り治まらずベッド・インとかしちゃったらどうしよう。 どうかこのマンガがオノ・ヨーコの目に触れませんように。世界平和のために。

とまぁ、今日も相変わらず心配性なおれなのです。

2004/11/23  神の深遠なる配慮

The Pulse ライブ@HotShot。

今回、自分のサイトにお知らせ 書いたらなんだか気が抜けちゃって、あまりマジメに集客しなかったんですね。 ただでさえお友達の少ないワタシのこと、 こりゃもう知り合いなんて片手で数えられるよーな状況だろうなぁ。 んでまたこーゆー時に限って、演奏がエラく良いデキだったりしてさ、 全くもう神様のいけず! とか、演奏前に思ってたんですけどね。

神様はそんな情の無い方では在りませんでした。

つまりその、アレです。あまり友達の居ない場で、 思う存分つらい目にあうことで自己を鍛錬し、 次の機会、たくさんの友達の前で、一歩成長した自分を見せよと、 そういうことですよね神様とほほほ。

いやぁ。いっぱい失敗したなぁ。例えばドラムソロとか、 ホントはこーしたいんだけど手足が追いついてません、 みたいなトコがぱらぱらあったし。 なんつーか、見ていて「痛い」ソロになってなかったコトを祈るばかり。 え、そもそもドラムソロの存在が痛い?まぁそーゆーハナシもあります。 ってうるせえなこんちくしょう。

以下言い訳をちょっとだけ。

失敗の原因の 20% ぐらいは、HotShot のドラムセットにあると思います。 ラディックのセットに、 ジブラルタル(かな?) + パールのタムホルダーを無理矢理合わせてる関係で、 タムが異様に手前に来てしまい、スネアとぶつかる。 スネアをそれなりの位置に置こうとすると、タムはあらぬ方向へ。 結果、通常とは異なる身体の動きを要求され、ミスの要因となる。

さて、これを解決するには、

  1. 如何なるセッティングでも叩きこなす柔軟性、対応力を身に付けるべく修行する。
  2. 自らドラムセットを入手し、ライブハウスへ持ち込む。
  3. まっとうなセッティングが出来るよう、ドラムセットの改善を HotShot に依頼。
さて、ワタシが取るべき手段とは。

ええもう。涙ながらに訴えましたよ。HotShot のスタッフに。 経済的/肉体的負担が自分には掛からない方向で。 軟弱? 甘いぜボーイ、これが大人の対応ってヤツだ。

ウチアゲは、びんたくらうどと Pulse のメンバー計 6 名でこぢんまりと。 バカネタから音楽のハナシまで。 良いドラマーとドラムのハナシをするのはすごく楽しい。 つか、そういう話題にすごく飢えている自分に気付いたというか。

2004/11/22  ファンの道、フリークの道

私がうなぎパイファンだというのは知る人ぞ知る(その数多分五人ぐらい) 有名な事実ですが、本日、後ろに座っているいわちゃんが 「おみやげ買ってきたっす」と言いながらひょいと手渡してくれまして。

なにこれ?この大層なパッケージは?

「タダのうなぎパイじゃないっすよ。ま、ちょっと見てください」

金の袋に燦然と輝く「V.S.O.P.」の文字。裏面に記された文章は、

「"真夜中のお菓子"「うなぎパイ V.S.O.P.」…… 高級ブランデーの豊潤な香りとナッツの王様マカダミアンの風味を包み込み、 浜名湖名産うなぎパイの頂点を極めた最高級パイです。 貴方の満ち足りた夢の世界のお供に……」

普通のうなぎパイは「夜のお菓子」ですが、さすが V.S.O.P.は違います。 真夜中であると。お子様お断り、アダルトオンリーであると。 満ち足りた夢の世界のお供って、 いったいどこへ連れて行ってくれるつもりなんでしょーか。

ちなみに結構美味いっす。値段もふつーのとは全然違うの? え、三倍近く?会社の人にこんな高級品を買って来てくれるとは、 いやぁ同僚思いですねぇ。

「いや、なんか間違えて買っちゃったダケなんすけどね」

そ、そうですか。 しかし知らなかったなぁ。今回改めて 春華堂のサイトってチェックしてみましたけど、こんなに色んな種類があるのね。 そして驚愕の新事実。「昼のお菓子」つーのもあるんですね。 「えび汐パイ」…見たことないちうねん。

嗚呼。ファンの道は険しい。ましてやフリーク道の険しさは想像を絶する。

ところで私、源氏パイも好きです。 ま、こっちはそんなバリエーションがあったりはしないよな… ってなんだよ! 源氏パイ カフェショコラ!?

2004/11/21  最後のリハーサル

MC の位置やドラムソロも含め、本番セットリスト通りにざーっと流して。
新曲のコーラスをチェックして。
出来がもう一つと思われる曲を 3 つほどピックアップして。

明後日は本番。ま、ここまで来たら後は楽しむことを考えよう。

2004/11/17  お勧めの Web ブラウザ

世界で一番ポピュラーな Web ブラウザは、こりゃもう疑う余地もなく Microsoft Internet Explorer なわけです。残念ながら。

その事実を受けて、この世の中には「IE じゃないと正常動作しないサイト」 というのが存在しちゃったりするわけです。 「そんなサイトはこっちから願い下げぢゃ!」 という潔いポリシーの方もいらっしゃるとは思いますが、 社内の各種システムが IE 前提になってて、 IE 以外のブラウザでは正常にログインすら出来ない、 なんて場合は使わざるを得ないわけで。 そーゆーシステムを作ってる部門といちいちケンカしてる元気もありませんし。 ええ。

普段は Firefoxなワタクシでございますが、上述のようなケースでは IE を使わざるを得ない。さりとて IE なんつー、 タブ機能も無いプアなブラウザなんて使ってられるか、というわけで、 IE コンポーネントのタブブラウザにご登場願うコトになるわけです。

ワタシが時々使っていたのは Sleipnir ってーヤツなんですが、 作者が PC を盗まれたらしーのです。ソースコードも丸ごと。 さらにバックアップ用 PC も。つまり、作者の手元にソースがなくなっちゃった。 結果として、開発継続はほぼ無理?という状況らしい。

で、上述のスラドや 2 ちゃんでは「いーじゃん Firefox とか他のあるし」 「そんなモノはゴミだ。Sleipnir 最高」「どこがだバカ」 「Firefox なんて XX も出来ねえじゃねえかアホ」 「そんな機能世界じゃ誰も欲しがってねぇよこの厨が」 「出来ねえなら出来ねえって言えよカス」「私は出来ますが何か」 てな感じで大いに盛り上がっておったわけですね。いやー皆さん熱い熱い。 つか無駄に攻撃的。

んでまー、それを高みの見物しながら思ったんですけど、 みんな、コダワリがあるんですね。おれ、 Firefox って XX 出来ないじゃんとか起動遅いじゃんとか言われても、 別に気にしないぞ。

メーラは、既存のメールを移行するのがそれなりに面倒で、 ひょいひょい乗り換えたりしない。 だから、ブラウザより「これでなきゃ」感が強い気がする。 でも、ブラウザはどうかなぁ。実際、おれが起動する機会のあるブラウザ、 Firefox と Opera と IE と Sleipnir と Mozilla と w3m と…って色々あるし… って、色々あるからこだわれない、のかな。 どれか一つを骨の髄までしゃぶり尽くすと、おれも熱い男になれるんでしょーか。

ちなみに Firefox とはバージョン 0.7、 まだ名前が "Firebird" だった頃からの付き合い。 Windows でも Linux でも使えて(この時点で IE は×)、 無料で(ここで Opera が×。ま、広告を我慢するって手はあるんだけど)、 それなりの機能があって、開発体制が活発、ってーと自然に絞られちゃうんだけどね。 気付いたら横に君が居た、つーか。 いやほんと。実際これしかないって。悔しかったら反論してみやがれゴルァ (←無駄に攻撃的)。

2004/11/16  ボク、大丈夫

どーも今日は気持ちが優れなくて、ジタバタする気も起きないので、 駄目になった自分をぼーっと眺めておるわけなのですが、 その眺める対象がイカしたナイスガイだったりすると、 大丈夫だと思えてあっさり回復出来そうで、 ナイスガイか否かはさて置き、 なるほど自分を愛するというのは大事なことなのだなぁ、 とヘンな納得をしてみたり。

今日はさっさと帰ってさっさと寝ようと思う。

2004/11/15  プレイバック

13 日のリハを録音した音源が今朝の BGM。 あれえ?そんなに悪くない…じゃん?

二箇所、明らかに「あ、やっちゃった」っていうところはあるんだけど、 そこにしても流れは止まってないし、それ以降も、 ちくしょう失敗した、オレの人生もうお終いだ、 とばかりにグレてるハチャメチャになってる、なんてコトはなく。 それでもリハが終わった時点で、今日は調子がイマイチだったなぁ、 と思ってしまうというのは…

嗚呼。これって、気持ちをコントロールするための、 すごく良いヒントな気がするんだけどな。もどかしい。

2004/11/14  ゆめ

ご近所にツチヤさんというお宅があって、中学生の息子さんが居て、その子が最近、 仲間を集めてバンドを始めたらしい。 「ベースの子はベースアンプを持ってない」と話すツチヤさんに、 志緒が「じゃ、あげましょか?」と持ち掛けたらしい。

ウチにある小さなトレーニングアンプ。 去年、エデンのヘッド + エピファニのキャビに買い換えてからは、 二階の物置部屋に放置したままになっていた。 使ってもらえるなら、こんなものでよければどうぞ、と。

それから数日経って、今日。見知らぬおばさんが、菓子折りを持って尋ねてきた。 聞くと、アンプのお礼だという。ベース担当の子のおばあちゃん、だそうだ。

ここから先は、そのおばあちゃんに志緒が聞いた話の又聞きなのだが、 そのベーシスト君は、ちょっと複雑な家庭環境にいるらしく、 今はご両親と離れておばあちゃんと暮らしている。 その家庭環境が関係するのかどうか分からないが、どちらかというと内向的な性格。 それが、ベースアンプをもらった後、とても明るくなった、本当にありがたい、と。

ええハナシや(涙)。

ってまぁ、物をもらったから感謝を込めてこちらを喜ばしている、 というのはあるでしょうし、ハナシ半分に聞くとしても、 音楽を演ることに、何らかの形の喜びを見出す、その手助けが出来たっていうのは、 とても幸せなこと。あ、いや、おれは何もしてないんですがね。このバアイ。

という出来事を通じて思ったんだけど、 結局おれはそういうことがやりたいんじゃないのかな。 つまり、音楽演るのは楽しいぜ、と誰かに伝えることを。

えーと、皆さん。楽しいですよ(←これじゃダメです)。

2004/11/13  7th

問題は、そこに 7th が入るかどうかなのです。

The Beatles の Hey Jude という有名な曲があります。ちなみにキーは F です。 曲が一通り終り、最後に

DA-------DA---DA--- DADADA-DA-----------
DADADA-DA------- Hey Jude

というリフレインが延々と繰り返されますね。 このメロディを、志緒が玩具のピアノでなぞっていたんですが、 "Hey Jude" の部分を「ミbレードー」と弾くんですよ。

ミb?って 7th だよな? そんな音入ってる? 普通に「レードー」じゃねえの?

双方譲らず、CD を引っ張り出して来る。んー、確かにレよりも若干高い音が、 しゃくる感じで一瞬入るような気もするけど、やっぱり「ミb」は不自然では?

「その音がちょっとブルースっぽくてかっこいいんだよ。 ビートルズは根っ子にブルースがあるね!」

うーむ。根っ子にブルーズ、ってのは賛成だけど、うーむ。かっこいいってのも反論出来んし。 ギターでメロディなぞってみると、確かに一瞬、軽いチョーキング入れたくなるし。 というわけであっさり言い負かされて悔しい土曜日の朝。

つか、琴葉はどーなんだ。どっちが良いと思うんだ。君の意見をぜひ聞いてみたい。 なんてったって、作曲者と同じ誕生日だからさ。

クリックに対する感覚ってーのは、 最初、クリックに合わせるサーボ(というか)の性能が上がって行って、 あまりズレの大きくならないうちに、素早く合わせられるようになって(ステップ 1)、 その後、クリックをラクに聞きつつ、「合わせる」ことをあまり意識しなくても、 ステディで自然なビートを出せるようになる(ステップ 2)、という風に進歩する。

と、すると。

ステップ 1 の段階でクリック抜いちゃうとヨレる、ってことなのか?

なんて、必要以上にちまちまと分析してるのは、 今日のリハで調子が悪かったからだい。ぐすん。

2004/11/12  音程を確かめろ

ドラマガの発売日は毎月 13 日ですが、例えばイシバシ楽器店では前日、 つまり今日の夕方には入手出来ちゃったりします。 そんなわけで会社帰りにちょいと寄ってみる。

ついでに、スティックも買っておこう。

スティックを買う際のチェックポイントはどこか。 曲がっていないことを確かめるために床で転がしてみる、ぐらいのことは、 ちょっと気にする人ならやりますね。 でもおれは、スティックを叩いた時のスティック自身の木のトーン、 音程が気になるのですね。一組二本のスティックが、ほぼ同じ音程であってほしい。 って我ながら神経質でイヤなんだけどさ。

さて、そのスティック自身のトーンはどうやって確かめるか。 一番分かりやすいのは、 そのスティックで自分の頭を軽くコンコンと叩いてみるという方法です。

床に転がして曲がっていないことを確認した何本かのスティックを両手に持って、 コンコンと頭を叩きまくっているおっさん。いつもこうやって買ってますから、 もう慣れたモンなんですけど、客観的に見て、やっぱりコレ、ヘンですか。 ヘンですね。すいません。

2004/11/07  自分のことは棚に上げて

私は心に棚を持っているのです。
広い広い棚を。
そして今日は「自分」を、その広い棚に放り上げて、
日記を書いてみようと思うわけなのです。

今日は YSL のコンサートでした。そしておれの注目は、 新加入した "アナタはワタシですか?" なモリタ氏であります。

合宿で練習を覗いた時、フレーズは洒落てるし、ストロークやフォームもキレイだし、 音色も良い、だけどなんというか、「キター!」という感じがないのはなんでだろう? とバクゼンと思ってたんですね。 で、今日コンサートを見てその理由に思い当たりました。

シンバルレガートが流れてない。

これに尽きます。ロックやポップスで、 二拍四拍スネアが基本となるパターン(が元々の彼のフィールド) を叩いている時には目立たないけれど、これがジャズとなると致命傷です。 シンバルレガートだけで四分音符を転がす、そのための、音符一つ一つの配置。 粒立ち。イディオム。そういう部分が足りていない。 曲の大部分を占める、「普通のジャズ」な部分で、どうもしっくりとこなくて、 ハデなオカズや、ウラウラのピシッとしたキメが入るとほっとする、 という、イササカ妙な状況になっている。

いや、わかってます。我ながらなんて失礼なことを書いているんだろうと思います。 それでも書いているその理由は、自分も全く同じ課題を抱えているから。

ジャズを上手く叩きたいと思う。そのためには、ジャズを叩かなければならない。 その点で、モリタ氏はおれに対してアドバンテージを持っているのだ。

くそぅ。取り敢えずシンバルが欲しいぜ(レベル低過ぎ)。

嫁に関しては、取り立てて文句を言う箇所を見つけられず。非常に残念(なんでだ)。 あまりフレットを見ないで弾く、 というのはカッチョ良いのでマネしたいと思ったぐらいだ。 非常に悔しい(だからなんでだ)。

琴葉に関しては、えーと、 君を追い回してたおかげでコンサートの半分は見られなかったわけで、 どう責任を取るつもりかね。え?

「おとーさん、ごはんは味の民芸ね!」

…反省の色全く無し。

ちなみにこの人、どういうワケだか「味の民芸」(という和食ファミレス? があるんです)が大のお気に入り。しょっちゅう味の民芸味の民芸とうるさいので、 君のあだ名は「みんがー」で決まりだ。

2004/11/06  Pulse を練習する

Pulse ってーバンドに加入して、カレコレ十年以上経つワケです(うひゃ)。

昔は、ライブがあろうがなかろうが、週一ペースで練習してたんですね。 で、その頃、家で一人スティックを握る際、 Pulse の曲ってほとんど演りませんでした。 自分で練習するのは、その時点で興味があるフレーズや、取り組んでいるパターン。 そういうフレーズを Pulse の曲にネジこんじゃってたり、 週一という練習頻度に助けられてたりして、 Pulse の曲を演る必要がなかったんですね。

ところが、前回の練習のプレイバックを聞いていると、どうもその、 しっくりこないというか、迷いがあるというか、えーと、つまりなんだ、 ぶっちゃけヘタなワケですよ。しくしく。

どの曲も、作ったのは随分昔になっちゃった。 その頃の手癖が、今はもう手癖じゃなくなっちゃってる。 昔の手癖がすぱっと出てこないその時は、 まぁ今の手癖を入れちゃったりするんだけど、 プレイバックを聞いてみると、 やっぱりココには昔のフレーズの方が合うなぁ、なんてトコロもチラホラ。 それに、そもそもクリックに気持ち良く乗れてない。 もー基本的なトコロがダメじゃねーかよ。

そんなわけで、ここ一週間ほど Pulse を練習しましたよ。 なんだこのヘンなめんどくせえパターンはよ。どこのバカだ考えたのは。おれだ。 しくしく。ってまー自分のコピーってのもなんか悔しいから、 またフレーズ考えたりしつつ。

そして本日リハ。

前回よりぐっとマトモになりました。クリックにも格段にラクに乗れます。 練習の効果がきちっと現れる、という意味では喜ぶべきことです。が、

昔の自分に追いついただけでは?なんて考えると精神衛生上良くないので、 カケラも考えないコトにします。あっはっは。オレって天才 (←必ずや後でしっぺ返しが来るパターン)。

2004/11/05  諸刃の剣

テクノロジーに心が傷つけられる時もあれば、
テクノロジーが心癒されることもある。

そして、今日は感謝。

2004/11/04  雰囲気

どうも最近、クルマのフロントガラスがすぐに曇る。 デフロスターが手放せない。

「曇り止め」みたいなものは存在しないんだろうか。 カー用品店にないだろうか。そういえば、 昔々のその昔「雨とクルマとクリンビュー♪」 なんてコマーシャルやってたけど、アレは曇り止めなのか?

なんて、帰りの電車で考えていたら、どーにもカー用品をチェックしたくなって、 そーいやドン・キホーテにカー用品コーナーがあったっけ、と思い出し。 油膜のギラギラ危険です〜♪と歌いながら向かったワケであります。

んでまー、「油膜取りくもり止め」 とかゆースプレーをゲットしたんですが、ここまで引っ張ってきたこの 「曇り止め」は本題じゃなくて(えー?)、

おれはドン・キホーテの雰囲気に馴染めない。

なんでだろうなぁ。店員同士が「さっきぃ、アレ繋ごうとしたんだけどぅ、 チョー難しくてぇ。マジマジ」「何がよ。ンなモン簡単だろぉ?」 なんてデカい声でしゃべってるとか、あるいは集まっている客層とか、 そういう直接的な部分も然るコトながら、なんというか、空気。

で、別に馴染めない自分が嫌だとも思わない。 つまるところ、おれはドン・キホーテが嫌いなんだと思う。

例えば、「品のあるシモネタ」と「ただ下品なシモネタ」が存在するわけです。

2004/11/03  まっくろくろすけ

例えばデパートに行くと、いきなり試着室のカーテンを開けようとしたり、 次の瞬間、同い年ぐらいの見知らぬ男の子を追い掛け回していたり、 かと思うと、 ショーウィンドウの内側に潜り込んで犬のマネキンをなでなでしていたり、 とにかく一言で言って、コヤツは「落ち着きがない」わけです。 ああもう。小さい頃の自分を見るようだ。とほほほ。

今日、志緒はお友達と飲み会。そんなわけで、夜は二人で留守番。 で、「となりのトトロ」に挑戦してみた、と。 落ち着きの無さでは天下一品の琴が、この一時間半ほどの作品に対して、 一体何分間持つのか、というのが今回最大の注目点なワケですが。

なんと。最後まで食い入るように見てました。 つか、タイトルロールが出たところで「終わっちゃった!」って泣くのはやめなさい。 ちなみに一番気に入ったキャラは「まっくろくろすけ」だそうです。

久しぶりに見たけど、結構好きです。この映画。

2004/11/02  いやな夢を見た

ずらりと人が並んでいる。列の先頭から10メートルほど離れたところに、 どこにでもあるような事務机が置いてあり、 そこには陰気な顔をした男が一人座っている。 男が発する言葉はただ一つ「次」だけだ。「次」という声がかけられると、 列の先頭に並ぶ人間はとぼとぼと 10 メートルを歩き、男の前に立つのだ。

ここからでは、何が起きているのか良く分からない。 机の上には、小さく折りたたんだ紙がぱらぱらと置いてある。 呼ばれた人間はその紙を一つ手に取る。そして、ある者は慌てる。 ある者は目をつぶってがっくりと肩を落とす。ある者は天を仰いで嘆息する。 次の瞬間、事務机のすぐ前、呼ばれた人間が立っているその真下の床が、 ぎっ、という音とともに口を開け、人間は穴の中に飲み込まれる。 そして、何事もなかったように、床が ぎっ と元に戻る。

紙を見て、突然歌いだす人間もいる。 歌った結果、やっぱり穴に落ちてしまうのがほとんどだが。 ほんの一握りの人間だけが、事務机の向こう側に歩いていく。

こうして、今おれの目に映っていることを描写してみても、何も伝わらないと思う。 描写している本人が分からないのだから。 だいたい、何故皆こんな理不尽な列に、ただ黙って並んでいるのだ。 何故逃げ出す者はいないのだ。

じりじりと、自分が列の先頭に近付いていく。 そして今、自分の前の人間が穴へと落ちていった。

「次」

何故自分は逃げないのか。何故自分はこんなに従順に、 言われるがままに、あの陰気な男のもとへ歩いているのか。 机の上の紙を見、そして男の顔を見る。男の表情は動かない。 皆この紙を取り、開き、そして穴に落ちていった。 分からない。分かっていることは唯一つ、おれには「この紙を取る」 という選択肢しかないということだ。震える手を伸ばし、 紙を指先でそっとつまみあげ、広げてみる。 そこには、小さく几帳面な字で、こう書いてあった。

「柳ジョージ & レイニーウッド」

…ってなんだよそれ!

あ、歌えってこと?いやしかしレイニーウッドって。
思い出せ。思い出すんだ。
思い出せなければ、おれは穴に落ちるんだ。
そういうことだろ?
落ち着け。
えーと、小学校ぐらいの時、何かコマソン歌ってなかったか。
そうだ。
そうだよ。すまいるおんみ〜、ってやつだ。
間違いない。
勝った。
おれは勝ったぞ。
高らかに歌うぜ!
食らえ!

あーさの光がー まぶしくーてー おーいぇー

次の瞬間、ぎっ という音がして、床が開いた。

落ちていくその刹那、陰気な男の表情が微かに動いた。 その目が語っていたのは「残念」ではなかったか。 次の瞬間、おれは聞いたのだ。彼の口から「次」以外の言葉が発せられるのを。

「…それは三番だ」

そして、世界は闇に包まれた。

2004/11/01  秋のレゲエ

いや、Live って言葉の入ってる曲名で、 一番最初に思い浮かんだのがコレだった、というだけなんすけどね。> タイトル

今月は久々にライブ。楽しみだの。

冬、こたつに入って食べるアイスクリームは美味しいでしょ? だからきっと、秋に聴くレゲエもオツだと思います。

って、この "LIVE!" (BOB MARLEY and THE WAILERS)、 録音されたのは 7 月なんすけどね。


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