2003/01/26 メグミルク |
若から「牛乳とロールキャベツをやる」という電話。
この斬新なコミュニケーション術には見習うべきところがあります。
ってそうじゃなくて。
なんでも冷蔵庫が壊れたらしいのですね。 腐っちゃうからもらってくれ、と。買ってから随分経つし、 そろそろ買い替え時かなぁ、なんてハナシになった。 ここは一発デカいのを買ってはどうでしょう。もう引き出しが七段ぐらい付いてて、 前面中央には家紋が付いてて、 3 月 3 日には雛飾りになったりする。 ああ、これが付加価値ってヤツか、と納得(するなよ)。 ところで、もらったのはメグミルクでした。初めて実物を手にしました。 イメージ回復、その効果のほどはどんなモンなんでしょうか。 取り敢えずおれはしばらくの間騙されてました。というか雪印だと知らなかった。 次に失敗したら後が無い。だから必死に品質管理をやるはずだ、と見るか。 体制はそう簡単に変わらない。上っ面だけ変えても信用できるものか、と見るか。 信用を得ることの難しさよ。
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2003/01/25 |
ドラムを買いたいという話を志緒にしてみたんですね。
恐る恐る。
置き場所がないってことは分かってるし、反対されることは予想してたんだけれど、 ではどうやって置き場所を作るか、 など前向きな議論になることを微かに期待してたんですよ。しかし反応は ハァ? お前は 2 ちゃんねるか! という冷たい反応でした。 普段はバラして積み上げておけば場所もそんなに取らないし、 オブジェとしてもステキ、と説得を試みるも玉砕。 ちくしょうテメエだって馬鹿デカい楽器持ってるじゃねーかっ。 付加価値が足りないのが敗因だろうか。その、アレだ。 例えば「普段はテーブルとしてもお使い頂けます」とかそーゆーのが必要なんだな。 きっと。
梅ちゃん一家 + 若が遊びに来る。 心安らぐひと時。だってさ、例えば一般のヒトに、 いやおれも一般だけどさ、言葉のアヤですってば、便宜上ですね、 まーそれはサテオキ、 「持ってる CD の枚数ですか? 1,000 枚ぐらいかなぁ」 とか言うと、結構目をムかれちゃったりするワケです。
「今何枚ぐらい?」 ああ。安らぐ。ほら、おれ中流意識強いから普通だと安心するのよ。 その他「マルチエフェクタ音比べ」だの「ヴォーカリストで許せないのは銀歯 (おれは許すよ)」だの、ね。もう安らぐイベントや話題ばかり。友達って素晴らしい。 え? なんかヘン? あ、そう。
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2003/01/11 256 倍 |
記憶は定かでないが、もう 7 〜 8 年ぐらい前だろうか。
本屋に、黒い「BSD を 256 倍使う本」と、白い「Linux を 256 倍使う本」が 並べて平積みになっていて、まー UNIX なんて良くしらんけどその時は やはり BSD が正統ぢゃと思って黒い方を選んだ、ということがあった。その後の状況はご覧の通り Linux の圧倒的優勢 (BSD が悪いってことじゃありません。 実際大事な場所で使われていたりするようですし。 ただ、ポピュラリティという意味では、ね) で、その当時からどうやらおれってば 先を読めなかったってことみたいだけど、まぁ 飲み会の席で空気を読めないよりマシってコトで自分を許してやろうと思う。 この「256 倍」はシリーズもので、おれが最初に出会ったのは 「MS-DOS を 256 倍使う本」だった。学生時代だったか社会人になってからか 忘れてしまったが、とにかく昔々のこと。以来何冊かを入手しているのだが、内容は、 使ってみよう!的初心者向きではなく、 さりとて技術情報を体系的にまとめた専門書の趣も全くなく、 コンピュータ好きが楽しみながら書いたコラム、という感じで非常に趣味的、 役に立つか立たないかは紙一重、つか最初から 役に立たんと思ってた方が幸せかもしれんという、妙な位置付けのコンピュータ書籍なのである。 ぶらっと本屋に寄ったら「Linux を 256 倍使う本」が置いてあって、 Linux カジリのおれは、何で今さら? と思いつつ、つい買ってしまったのだ。 巻末によると、初版が 95 年、改訂第 2 版が 97 年とある。 6 年前の本が実質的に役に立つともあまり思えないが、 まぁそーゆー期待で買う本じゃなし。
ちなみに上述のような、文章の一部を一回り大きなフォント + センタリングで目立たせる手法はこの 256 倍シリーズが元祖であって、 決して 侍魂じゃないと思ってるんですが、ホントのトコどーなんだろ。 てなわけで今日は 256 倍風に書いてみました。
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2003/01/10 酒 |
会社のグループ新年会でおれが飲んだのはウーロン茶一杯でした。
まー別に今更、割り勘負けとかそーゆーコトを言うつもりは全然ないんですけど、 憧れはあるなー。酒。 明かりを落とした部屋。洒落たグラスにちょっと上等なウィスキーを、 TV CM で聴かれるような、どぅいんどぅいんどぅいん、という音を立てて注ぎ、 ロックアイスの音がカランと鳴る。 あるいは行きつけの店。「いつものやつ」というセリフ。くぅ。かっちょいい。 この正月、珍しく酒を飲んだのですね。赤ワイン。明日から会社だ、という日。 休み最後の夜長をゆっくり楽しもうと、 ポテトチップなども買い込み万全の体制で望んだのに。のに。 ワイングラス三杯で完全撃沈。 ダイニングテーブルで一口ワインをすすり、よろよろと PC デスクに向かい、 何事かをキーボードから叩き込み、何故かニマ〜ッと笑い、 よろよろとダイニングテーブルに戻る、という行動を繰り返したあと、 ダイニングと PC のちょうど中間点で力尽き倒れた模様です。 おれの夜長を返してください。 「いつものやつ」というとカルピスが出てくる。そんな夢を見てみたり。 そしてそれが正夢ではないことを祈るばかり。
飲み会では久しぶりに直子と会う。 彼女が退社して以来だ。なかなか波乱万丈な人生を歩んでるけど、 元気そうで何より。人生設計の悩みもたっぷり語ってもらいましたが、 まーダイジョブだよ。キミには人と繋がる力があるから。
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2003/01/01 最初にしたこと |
父である前に 夫である前に そして男である前に 一演奏者でありたい。 これが今年の標語です。くぅ。決まった。照れるな。
Q 「年が明けて最初にやったことはなんですか」 A 「KNOPPIXの起動、 ですね。年明け最初つーか、 行く年来る年見ながらやってたらいつの間にか十二時回ってたんだけど」 Q 「なんですかそれは?」 A 「一言でいうと、CD 一枚で起動できる Linux ディストリビューション。 NEC VALUESTAR では X が立ち上がるところで画面が暗転しちゃって使えなかったんですが、 起動オプションとして "knoppix xserver=XFree86" を指定すれば、 無事起動することが分かりました。えっへん」 Q 「…それは何の役に立つんですか」 A 「今日も寒いですねぇ」 Q 「答えになってませんが」 A 「つまりですね! 役に立つとか立たないとか、 そういう直接的な視点でのみモノを見てはいけないんですよ。 複数種類の Linux ディストリビューションに実際触れてみることで、 Linux という文化への理解をより深いものとする。 実利の向こう側にあるバックグラウンド、歴史に踏み込むことで、 実利へのフィードバックも生まれるのだ」 Q 「高尚に聞こえそうな単語、ただ並べてみてませんか」 A 「だからね! 山があるから登る! Linux があるから起動する! 男のロマンだ!」 Q 「所謂インストールオタクちゅーヤツですか」 A 「違うぞ。様々な可能性を試してゴール、つまり起動を目指す、 知的なゲームなのだ」 Q 「結局遊びかよっ。えー次の質問です。年が明けて最初に聴いた曲はなんですか」 A 「遊びも本気でやるのがオトナ流ぢゃ。 えーと曲?『かっぱなにさま? かっぱさま!』ですがなにか?」 Q 「…なにか、って。何なのかこっちが聞きたいんですが」 A 「知らないの? 『おかあさんといっしょ最新ベスト 夢のパレード』に 収録されているぞ。他にも『たこやきなんぼマンボ』や『ブーツをはいたぞうさん』 も入っている名盤だぞ。『ドラネコロックンロール』なんて作曲者、向谷実だぞ」 Q 「…一演奏者でありたい、という目標を掲げるに当たって相応しい曲なんですか?」 A 「♪おれったち かっぱにゃ 皿がある 水も滴る良いかっぱ」 Q 「歌ってる場合かっ」 A 「つかおれも不安で。歌でも歌ってないと」 Q 「歌う曲選べよ」
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