蓼科山(2,530m)から北横岳(2,480m)

平成17年4月27日〜28日
日本百名山の一つ蓼科山(タテシナヤマ)に登りました。


7時24分長野新幹線あさま号で佐久平に到着
千曲バスで蓼科牧場に向かう。
連休前のせいか観光客が少ない。
北の方角に見えるのは浅間山に違いない。多少噴煙を出しているようにみえる。
南に連なるのは、これから目指す蓼科から八ヶ岳にかけての山並みだろう。

佐久平駅のバス停

蓼科牧場ロッヂから見上げる蓼科山
10時40分蓼科牧場に到着
バスから降りると眼前に大きく蓼科山がそびえている。
標高2,530mこれからあの頂きを目指して一歩一歩登っていくわけだ。
牧場にはスキー場が付設されており、ゴンドラを利用すればあっという間に7合目まで行くことができる。
だが今回は敢えて楽を選ばず歩いて登ることにした。

正面のゲレンデ、ゴンドラも動いていた。

赤い屋根の牛舎とサイロ

可愛らしいいのしし

ポニーものんびり遊んでいる




 ゴンドラの終点、7合目から見下ろすと女神湖が小さく見える。
周りの山々はガスってはっきりしない。
7合目
ここには駐車場があり、車が3台停めてあった。もう登っている人がいるのだろう。
休憩していると、60過ぎのご夫婦が降りてきた。残雪が多く、山頂までは行かずにもどってきたという。

7合目から見上げる蓼科山

山頂にはかなり雪が残っているようだ。

アイゼンとピッケルを持ってきてよかった。

登山道には1メートル以上雪が残っているところもある。
ときおりズブット足が深く入ってしまいとても歩きにくい。
将軍平にある蓼科山荘に到着
山小屋の人に宿泊を頼んだら
明日(29日)からの営業で、今準備しているところなのできょうは無理だと丁寧にことわられた。
山頂にある蓼科山頂ヒュッテには今日から泊まれると教えてくれた。
山頂まであと3.40分とのこと
午後3時25分、蓼科山2,530mに登頂
風が非常に強い。
大小さまざまな岩がごろごろしてる。
面積もかなり広い、野球のグランドくらいはあるだろう。
東の端、岩に隠れるように山小屋があった。
蓼科山頂ヒュッテだ。
宿泊をお願いする。
オーナーを含め5人のスタッフ(みんな年配の人?)は
とても親切だった。
ピアノがあり、脇にギターもおいてあった。
いつも心地よくクラシックがながれていた。
こたつにはいって今日一日の行程を振り返る。
外の寒さがうそのようだ。
翌朝期待していた天候にはならず、北アルプスや南アルプスは見えなかった。
残念!!
日の出はみられたが、この通り
カメラが悪いか腕が悪いか見せるようなものではない。
時間が経つと残雪がゆるんできて歩きにくくなるからとうながされ、早めに出発、蓼科山を降り北横岳に向かった。
しばらく歩き
振り返ると蓼科山は遠くになっていた。山頂にポチっと赤くお世話になった山小屋が見える。
人間の一歩一歩って小さいようで大きいんだなあと改めて実感・・・
次に目指すは北横岳(2,480m)
アイゼンを履いたのはしばらくぶり(冬の八ヶ岳、赤岳以来のこと)
凍っている雪の登りではアイゼンの爪がきいて小気味いい。
11時30分北横岳山頂に到着
風もあり展望もあまりきかないので休憩せず下山する。
体力の限界をかんじ、麦草峠行きを変更してピラタスロープウェイ山頂駅に着いた。
ああつかれた!!
登山服姿のご夫妻にお願いしてシャッターをおしてもらう。

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