平成18年(2006年)農作業日誌

10月18日(水)晴れ
昨年の今頃は、天気が悪く週末には必ずといっていいくらい
雨になっていたが、今年は連日晴天が続きりんご狩りには
もってこいの気候である。
毎日たくさんのお客さんに来ていただいてるが、今日はびっ
くりするような人が来てくださった。
冒険家として有名な植村直己さんの奥さんだ。
植村さんは、アラスカのマッキンリー山に冬季登頂をはたし
た後行方がわからなくなり、当初は『植村さんのことだから
きっとどこからかひょっこり姿を現すだろう。』
と思われて、遭難したとはとても信じられなかったが、とうと
う帰ってこなかった。
奥さんの話では、もう23年になるという。
そんなになるかなあ!!
自分も山が好きで山の本も少しは読んでいるが、植村さん
の書かれた『青春を山に賭けて』は特に夢中になって読んだ
のを思い出す。
もし、今も植村さんが生きていたとしたら、これまでの数々の
体験からえられたものを、きっと次の世代に語り継ぐような
ことに精力を傾けていたんじゃないかな?
と、かってに想像する。
『結婚して半年も経たないうちに12,000キロの北極点到達
の冒険に出かけて行き、1年半も帰ってこなかったんですから
・・・
そういって奥さんはにこっと笑った。


『りんごの花もきれいでしょうね』
『4月20日ころに咲くんです。ぜひまた来てくださいネ。』




9月11日(月)明け方突然の雨、のち曇り時々晴れ
実に2ヶ月ぶりの日誌です。
昨日とおとといとこれまた一年ぶりの山歩きをしてきたもの
だから、足が痛くて痛くて・・・
でもりんご園開園まであと10日しかないので休んでいるわ
けにはいかない。
というか『山で2日も遊んできたのに何甘えたことしてんのか』
といいたげな妻の視線がこわいからだ。

やるべきことは山ほどある。
ブルーベリー園の草刈りもやるしかないし、りんご園も樹の元
の草が4、50センチになっている。
成育が悪いヤーコンの畑にもう一回追肥のために葉面散布も
したい。
タンソ病やリンモン病にかかったりんごも早くとってしまわなけ
れば・・・
猫の手も借りたいところだ。(ところが一月ほど前飼っていた
猫のももが死んでしまったのだ。犬は3匹いるがだめかな?)

とりあえずきょうはりんご樹元の草刈りをすることにした。
樹間は草刈機を使えるが樹の元は背負い式の刈り払い機で
やるしかないのだ。
除草剤で枯らすという方法もあるが(たいがいの農園ではそ
うしていると思う。)
ミミズを大事にし、草も貴重な有機肥料と考えている自分に
とっては、除草剤という選択はない。

きょうも曇っていた割には暑かった。
汗をだらだらかきながら痛い足をひきづりながらもくもくとエン
ジン音をひびかせた。
きのうの山登りにくらべれば楽なもんだなぁ などと思いなが
ら・・・




7月5日(水)雨
きのうの日誌の続きです。
暑さ対策として遮光ネットを張ることにしたんですが、これが
なかなかの効果です。
50%カットのネットを使いましたが、思った以上に涼しく感じ
られます。
これなら真夏でも快適に(?)ブルーベリーを摘むことができ
そうです。
さっそく、お客さんの反応は・・・
と楽しみにしてたところ
きょうは雨でした。
残念!!




7月4日(火)晴れ
ブルーベリーの摘み取りも極早生品種のアーリーブルーや
ウェマウスが少なくなり、中盤に入ろうという状況です。
それにしても今の時期、しとしとと雨が降るか太陽が顔を出
せば汗だくだくになるという摘み取りには至難の時です。
なんとか暑さだけでもしのげないものかと、考えた末に列ご
とに遮光のネットをはることにしたのです。
・・・    
・・・・・・
今、午前0時16分ちょっと眠くてねむくてどうしようもありま
せん。
続きはあすにします。




6月27日(火)晴れ
きょうは久々の太陽でしたが、作業日誌も久々、なんと一月
ぶりになってしまいました。
日誌をつけるなんて、自分に不似合いなことをはじめたばっ
かりに・・・
多少後悔の念か?

でもいいじゃないか!これは強制されて書いているわけじゃ
ないから・・・と開きなおり。

てなわけで、きょうは一日なにをしたか忘れないためにも記録
にとどめて置きたいと思います。
4時40分起床、トトロ(うちにいる3匹のうちの一匹で母犬)
をつれて散歩、と同時にブルーベリー摘み(その間トトロは農
園のなかで遊んでいる。たいがいモグラの穴に鼻先をつっこ
んで格闘している)
8時朝食、15分にはじまるNHKの『純情きらり』を見るのが
楽しみ
9時からは、本来であればブルーべり園でお客さんあいてを
することも大切なんだけれど、今の時期りんご園の草刈りと
仕上げ摘果も一日も早く終わらせなくてはいけないので、
ブルーベリー園は妻とパートのよしいさんにおまかせして
りんご園に直行。
・・・・・・
夕方7時作業終了。
今は毎日このような作業体系





5月22日(月)曇り
今月6日から行ってきた低い位置の摘果作業がようやく今日
で終了しました。
今年は毎年来てもらっていた永井さんが体調の関係でこられ
なくなり、茂木さん夫妻と長沼さん、そして私の家族4人での
作業になりました。

いつもよりたくさん開花しみつばちによってほとんど結果した
ので時間がかかりました。

明日からは高い位置の荒摘果を三脚を使って父と妻と3人
で行なう予定です。
ラジオを聴きながらのんびりやります。






5月13日(土)雨
通常でしたらさつき晴れの5月ですが、今年は南海上に
前線があり曇りや雨の天気が続いています。
現在りんごの摘果作業の真最中ですが、雨のたびに休んで
いたのでは摘果の実も大きくなってしまい、りんごの品質に
大きくかかわってくるのでパートの皆さんとともに雨降るなか
合羽を着て作業をすることにしました。
気温が低く手についた雨が袖から中にしみ込みなかなか大
変でしたが、大勢でワイワイやりながらの作業なので思った
以上のはかどりでした。
因みに、きょうは陽光の列と陸奥・北斗の列を順調にこなし
ました。




5月6日(土)晴れ
しばらく続いた高接ぎの作業がきょうやっと終了しました。
今年は本数にすると全部で約70本接ぎました。
4月24日から始めたのですが、接いだ穂木の芽には緑の
新芽がもう出始めています。
再来年には少しですが実が着くでしょう。
たのしみです。

またきょうからパートさんにも来てもらってりんごの摘果作業
をはじめました。
ことしは花数が多く作業としてはめんどうですが、良いりんご
がとれると思います。



4月28日(金)晴れ
久しぶりにすっきりとした晴れの1日だった。
きょうから5時半起床、
ウォーキングのあと、ブルーベリー樹のまわりの草取り
今回は止むを得ず除草剤に頼るしかないと思い、店で除
草剤を買ったのだが・・・
やっぱり手で抜き取ることにした・・・1日2列ずつ。

りんご園では、ジョナゴールドの樹に秋映(これも期待の品
種)を高接ぎする。
きょうは7本・・・
因みにジョナゴールドは全部で45本接ぐ予定

あったかい陽気に、満開に咲いたりんごの花の蜜を吸おうと
ミツバチやハナアブが数え切れないくらいとびまわっていた。




4月25日(火)雨のち晴れ
晴れていたと思ったら急に暗くなってきて雷雨になり仕事は
中断・・・
きょうは世界一の枝に『涼香の季節』(新しい品種です)を
接ぎました。
といっても、天候がこの上なく不安定だったので5本しか
出来ませんでした。



4月24日(月)晴れ
ヤーコンの植え付けも終わり、きょうからりんごの品種更新
のために高接ぎをはじめました。
きょうは、王林の枝に名月を接ぎました。
王林は独特の香りがあって甘く人気のある品種ですが、病
気に弱く収穫前に落下が多かったりと生産者泣かせのりん
ごで果肉が柔らかくなり易くいまいち販売がのびません。
そこで王林に替えて名月という品種に更新するのです。
でも、どうしても王林が食べたいというお客さんもいるので
10本だけは王林のまま残すつもりです。



4月17日(月)晴れ
ヤーコンは同じ畑に3年以上連続して作ると、腐ったり奇形
のようなものが出来てしまいます。
クロールピクリンなどの土壌消毒剤を使えばそういうことも
防げるのかも知れませんが、私としてはあまり使いたくあり
ません。
そこで今年は近所の英夫さんちの畑を借りることにしました。
3・4日前から堆肥を散布したり米ぬかや苦土石灰などを
ふって準備してきたので、きょうはロータリーで耕運し高畝で
ビニールマルチを張りました。

明日はヤーコンを植える予定です。



4月15日(土)晴れ
りんごの剪定も終わり、きょうはヤーコンの種芋を植え付け
ました。
冷たい東風が吹く中、上の原というところの畑約6畝(6ア
ール)に家族総出の作業です。




3月12日(日)晴れ(南風強い)

きょうは、毎日かかさず行っている愛犬トトロとの散歩のあ
と、体調が悪くなり午前中ずっと横になっていた。
午後から少し良くなってきたのでりんご畑に行き、きのうに
続き剪定をした。
ようやく北斗まで終わり、残るはジョナゴールド、世界一の
品種、約100本になった。
1日10本のペースだとあと10日ということか。
ブルーベリー園の草も日増しに伸びてきているのでのんび
りはやっていられない。
これから益々忙しくなる。

そうそう!
散歩の途中、高い鉄塔の電線に川鵜が15羽止まっていた。
これまでで最高の数だ。
6,7羽のときは、どうしたんだろうと心配したが、これだけい
てくれるとほっとする。

1月30日(月)晴れ
きょうはめずらしく穏やかなあったかい一日でした。
ここのところ毎日りんごの剪定をしています。
美味しいりんごを作るためには太陽の光が充分あたること
が大切です。
込み入って光線がよくあたらないような所は枝を切ってやる
ことが必要なんです。
といっても、実際やってみるとどの枝を間引いたらいいか、
どの位置で切ったらいいのか、迷うことが多々あります。
樹には一本一本樹勢のちがいがあります。
強いのもあれば丁度いいのもありますし、かなり弱いのも
あります。
かなり強い樹を、理想的な姿にしようと思って一挙に切って
しまうと来年ほとんど成らなくなってしまうこともあるんです。
その樹の状態を見ながらということで、けっこう神経もつかう
のです。(ベテランの人はちがうかも?)
ですから、一本の樹を仕上げるのに一時間以上かかってし
まうこともあります。
当園の550本すべて終わるのはいつのことやら・・・
3月中には終わらせたいですね!
真っ赤な実をいっぱいつけた収穫期のりんごもいいですが、
剪定したりんごの樹もなかなかかっこいいものですよ!
機会があったら見に来てください。




1月23日(月)晴れ
一昨日の大雪でりんご畑も真っ白
長靴半分くらい積もった雪の中をりんごの剪定をするのは
当地ではめずらしいことだ。
足の指が凍傷になってしまうのではないかと思うほど冷た
い。
午後からは靴下にほっかいろをくっつけてみた。
これがすこぶるいい。
文明の利器・・・ありがたや、ありがたや
きょうは北風もかなり強く冷たかった。
重ね着したジャンパーの上にさらに合羽をきて剪定作業を
した。
雪国のりんご園では、こういう状態で常に作業をしているの
だろう。
えらいなあ!!


2006年1月20日(金)晴れ

新年を迎えたと思ってたらもう20日も経ってしまいました。
一泊の同窓会やら、アグリフォーラムでの事例発表など
せわしなく毎日が過ぎてきたように感じます。

きのうからようやくりんごの剪定をはじめました。
きょうも午前中は剪定、午後は農業委員の研修でお出
かけです。
明日は雪の予報、  剪定はできないかな?



2006年1月3日(水)晴れ
遅ればせながら、あけましておめでとうございます。
当地では、穏やかな正月を迎えることが出来ました。
この一年、引き続き穏やかな幸多い一年であってほしい
ものです。













 
 05,9,5
 南アルプス仙丈岳(3,033m)からご来迎











2005年(平成17年)作業日誌

2006年(平成18年)作業日誌