99話 溶けない温度で溶ける
「状態図」というのがあります。はんだの場合、すずと鉛の割合が横軸、温度が縦軸になった線図です。
こんなの。おおざっぱですが。
液体になる温度がすずと鉛の割合によって違うのがわかる図です。
液体になる一番低い温度が183度、後は鉛が多ければ鉛の融点温度の327度に近くなるし、すずが多ければ融点温度の232度に上がります。
すずと鉛が合金となるように分子同士が結合していて、その結合具合でこんな事になる訳ですが。詳しいメカニズムが判らない・・・
鋼の状態図も似た形をしている所がありますが、まぁ色々説明を聞くと面白いですね。機械系なもので。
興味がないと、宇宙人の言葉の方が判るかもしれませんが。
鉛フリーはんだ、ちょっとだけ使った事あるけどほんのちょっとだけなので、差が判らなかった。
違いの判らない男だなぁ・・・。
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