46話 回路図を見ながらブレッドボードで回路を作る
回路の作り方ですが、まぁ配線さえ正しく繋げられればそれでいい。でもいいのですけど。
ここも間違う可能性と、間違った時に間違いを探すのと直す手間も考えて配置します。
間違えた時の見直しやすさと、配線のしやすさは大体同じ方向になると思います。
ちょー昔コンピュータプログラムで、動くけど見直ししにくいプログラムに、スパゲッティとあだ名がついていたことがありましたが。
あれもこれもと付けたされて、見にくくなるんですね。一部の天才にはいらんお世話なんですが。
普通の人がプログラムする時代になると、他人が見にくいプログラムは、よろしくないプログラムと評価されるようになりました。
電気電子回路でも同じですね。最近はコンピュータが勝手に配線もしてくれたりしますが。試作は手作りが多いですから。趣味の場合。
不具合があった時に見にくい回路だと、不具合を見つけるのにとても苦労します。
あ、プロは時間と手間を考えてコンピュータでシミュレーション、試作でも基板を発注して確認していると思います。その方が結果楽ですから。
じゃあ、どうすればいいんだ。ってことなんですが。これも人それぞれ考え方があって、これが正解ってのはないですね。
自分の場合は、なるべく見やすい回路図を描いて、それになるべく合うような配線にする。という所でしょうか。
とは言っても、ブレッドボードの配置や面積の問題もあるし、そんな簡単にも言えない。
結局難しいんで、センスが問われるんですよねぇ。回路のセンスは回数をこなせば鍛えられると思いますが。楽な道はないって所ですね。
回路をきれいに作れる人、ホントすごいなぁと思います。
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