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重松研究室

研究方針・室長メッセージResearch policy・message


研究方針

重松研究室は、管理が行き届かず荒廃する農山村や都市近郊の里山や里地、緑地などの環境保全・景観保全・生物多様性保全、ならびに、持続的な活用について研究するとともに、地元住民や都市住民・青少年などのボランティアによる環境保全・復元活動などの展開を目指し、もって美しく、持続的な国土環境の保全と参加型の安定した社会の形成に寄与し、地球温暖化の防止に貢献することを目的とします。


室長メッセージ

室長写真はるかな昔、大自然の中に生きた人間は、やがて自然に手を加えることで、里山・里地に代表される持続的な生産と豊かな景色を生み出し、その暮らしのなかで文化を育んできました。しかし、近代になって技術力を持ち、生産性や利便性を追求した結果、あまりに自然を破壊し、自然から離れすぎてしまいました。様々な環境問題や社会問題に直面する今日、私達はもう一度、身近な里山やふるさとの山河や海に目を向けたいものです。市民や青少年の参加活動によって、密生するままに放置された里山やヤブ化が進む里地に四季折々の景観が戻り、種々の動植物に心和む時、それは豊かな自然の恵みと文化を未来の世代に継承できる喜びともなるでしょう。

重松研究室

〒811-2201
福岡県糟屋郡志免町桜丘3丁目
32-1