(下平声一先の韻)

  餘雪:残り雪

  料峭:春風が肌に寒く感じられる様子

  柳眼:柳の新芽

  陽暄暖かい日差し

  (大意)

 早春の風は、まだ肌寒く感じられ

 春とはいえども、まだ残雪がところどころに残っている

 川岸では柳の芽が、まさに開かんとしているが

春の日差しも浅く、まだ木の枝を緑に彩るには到らない


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