(上平声六魚ノ韻)
午眠餘 : 午睡のあとで 曳杖 : 杖を突きながら散歩する 東郊 : 春の野原 塵俗 : 埃にまみれた俗世間
(大意)
昼寝のあと庭先に出てみると、そこには暖かい風が吹いていた 気持のいい春の野原をぶらぶらと散歩していると煩わしい世の中のことは忘れてしまう ところどころには花が開き、草の香で満ち溢れている中で わたしは飛んでいる蝶に気を取られているうちに君の家に来てしまっていた 漢詩の目次に戻る