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                                                                 (下平声八庚ノ韻)

皚皚  : 白く輝いている様子 
暗香  : どこからともなく漂ってくるいい匂い
帰程  : 自分の帰り道
 

(大意)

昨夜から降っていた雪も晴れて外は一面の銀世界である
わが家の前から続いている小さな道は白い雪で輝いており
歌を口ずさみながら歩いている足取りもひとりでに軽くなる
どこからか私を招いているかのように梅の香りが漂ってきた
春を知らせる梅一枝を探しているうちに帰り道がわからなくなってしまった


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