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(上平声六魚ノ韻)
駒隙 : 月日の早く過ぎること 匆匆 : あわただしい様 残巻 : 読み残した書物
(大意)
今年もまた、あっという間に終わろうとしている 遠くに聞こえる除夜の鐘は世俗に染まる我が家も清めてくれるのだろうか 私はともし火の下で読み残した書物に目を通していた 炉辺で一人静かに酒を酌んでいると心の底から伸び伸びとしてくるのだ 漢詩の目次に戻る