]

                                                                 (下平声八庚ノ韻)

皓皓  :  一面の白いさま 
六花  :  雪のこと 
陌阡  :  街の通り道
乾坤  :   天地


(大意)


窓の外は真っ白になって昨夜からの雪も止んでいる
周り一面雪に覆われて街の通りも清らかになっている
じっと耳を澄ましていると静かすぎて寂しいほどだ
その静寂を破ってカラスが一声鳴いて寒空に飛び去っていった



漢詩の目次に戻る