(下平声11尤ノ韻) 賽来 : 寺に参る
(大意)
山寺にお参りに来ると寺はすでに夕日に包まれていた 私はしばらく遙か彼方に見える桃の花に見とれていた 帰るのも忘れてうっとり見とれているうちにあたりは暗くなってしまった ふと振り返ると寺のお堂の上に朧月が上がっており憂いに包まれてしまった 漢詩の目次に戻る