(下平声8庚ノ韻) 天明 : 夜明け
(大意)
夢から覚めると窓の外は雪もやんで夜明けを迎えていた 一晩で山間の村は一面の銀世界となっている 1尺も積もった雪は腰まで埋めるほどの深さで 人の歩いた跡もすっかり消えてしまった この白銀の世界を朝日が燦燦と照り輝き周りは静まり返っている 漢詩の目次に戻る