(下平声9青ノ韻) 騒客庁 : 騒がしい所 短筇停む: ほんの短い間止まる 東風 : 春風
(大意)
1月の梅林には大勢の人たちが集まってきてまるで騒がしいお役所のようだ 梅の花の清らかで楚々とした姿におもわず私は立ち止まって眺めていた 春風がそよそよと吹いてきて花のかぐわしい香りを運んでくる、そして どこからか鶯の鳴き声が聞こえてくるので振り返って耳を傾けていた 漢詩の目次に戻る