(上平声四支ノ韻)

蕭寂 : ものさびしいこと

籬落 : まがき

逝水 : 水の流れ去ること

少壮 : 若者

(大意)

冷たい風が吹きすさび思わず囲炉裏のそばに身を寄せてながら、窓の外の
庭の片隅に霜の降りているのを見て、私は今年も冬が巡って来たことを知る
ああ我が人生は今年もこうして川の流れのように空しく過ぎ去ってしまった
そして、ついこの間まで若者だった自分の白髪頭の姿に悲しみがこみ上げてくる


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