(下平声十一尤ノ韻)
東郊 : 春の野原
池頭 : 池のほとり
風條 : 風にそよぐ柳の枝
翻々: 風にひるがえっている様子
半天: 中空
(大意)
春の野原をぶらぶらと歩いているうちに池のほとりにたどり着いた 池の水面には芽吹き始めた柳が映っているが春の面影はまだ浅い 風になびいている柳の枝を見ていると、まるで衣の袖をひるがえしながら 舞姫が中空に舞っているかのように見える 漢詩の目次に戻る