下平声一先ノ韻 楓澗 : モミジ谷 茅舎 : 貧しいあばら家 樵径 : 木こり道 逝川 : 水の流れ、残り少ない人生の過ぎ行く姿 (大意) モミジ谷に静かに建つあばら家の周辺は静かなこと、まるで禅の世界のようだ 誰も通っていない木こり道は、まるで世間の煩わしさを遮断しているようだ 夕暮れの鐘の音が静かに響いているが、あれはどこの寺の鐘だろうか 鐘の音は無常の響きを込めて、過ぎ行く人生を嘆いているようだ
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