下平声八庚ノ韻

 青女 : 霜を司る女神
 驟来 : にわかに来る
 金風 : 秋風
 籬辺 : 垣根の辺り
 
(大意)
  気持ちの良い真夜中の庭を月が明るく照らしている
  霜の女神が急に来たのか急に霜の気配を感じてきた
  たもとを吹く秋風が青桐の枯れ葉を落として
  垣根の辺りにはこおろぎが盛んに鳴いて秋の雰囲気に充ちている


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