下平声十二侵ノ韻 御溝 : 皇居にお堀 (大意) 旧暦五月の宮城は雨にけぶっている お堀端の柳は新芽が満ちて陰を作っている 柳の細い枝は風に揺れて細い腰をなびかせているようだ 弱弱しく揺れる柳の枝はまるで降り続く梅雨を怨んでいるようだ
漢詩の目次に戻る