上平声十一真ノ韻

 寥寥 : 寂しい様子
 紫陌 : 都の市街
 
 
(大意)
  ひっそりとしている都会の街に雨がしきりに降っている
  沿道の柳の枝には新芽がふいている
  梅雨はまだ続いて薄暗い中で
  障子を締めてただただ友人のことを思っている暇人の私。


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