下平声八庚ノ韻

 靉靆 : 雲のたなびいている様子
 煙靄 : 靄がたちこめる
 紅雨 : 桜の花びらが散る様子
 騒人 : 詩人をいう
 
(大意)
  暖かな春風が都の空に満ちている
  桜の花が咲き誇りまるで雲がたなびいているように見える
  花びらがちらちらと宮城の庭に散っている
  私はその桜の花を尋ねて半日歩き回っていた


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