下平声七陽ノ韻


  水雲の郷 : 雲のたちこめた水辺の村
  村舎 : 村の家
  蘆荻 : 芦とおぎ
  炊煙 : 炊事の煙
     
   
(大意)  
  秋風が冷たく吹く雲のたちこめる水辺の村
  二、三軒の小さな家が夕陽に照らされている
  月を迎える橋のたもとの渚には芦やおぎが生えている
  水辺の家からは夕餉の煙が幾本か立ち昇っており、どこからか夕方の時を知らせる寺の鐘が鳴り響いて来る
  



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