上平声十三元ノ韻 芸窓 : 書斎 乱帙 : 乱れた書物のこと、正確には書物を巻いていた巾が乱れている状態 家園 : 郷里の家と屋敷 (大意) 書斎には書物が広げられており、昼というのに部屋はくらい 時々聞こえるホトトギスの声が軒端を巡っている あたかも長年願っていた故郷への思いをこめて血を吐くように鳴いているようだ 私は乱れていた書物を片付けて閑に故郷に思いを馳せていく
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