上平声十三元ノ韻
廃尾 : 住む人のいなくなった廃家
紛乱 : 乱れること
解籜 : 筍の皮が剥がれ落ちること
新篁 : 新しい竹藪
騒人 : さわがしい人、自分を指す
吟魂 : 詩を作る気持ち
(大意)
道端にある空き家はひっそりとしている
その庭は荒れて色んな草がはびこっている
今年映えてきた新竹は筍の皮をはいで竹林となって軒端を覆っている
私はこの家の主人に代わってこの情景を詩にしてみようかとの気持ちになった