下平声八庚ノ韻
詔華 : 花の咲くのを促す様子
鵞黄 : 黄色な綿毛
柳眼 : 柳の芽
嫋嫋 : 風にそよぐ様子
繊條 : なよなよとした細い枝
(大意)
三月の長い堤には春の気配が満ち溢れている
私は花を呼んでいるかのような暖かさにそぞろ歩きを楽しむ
岸辺の柳は風を受けて黄色い芽を開いている
柳の細い枝は軽やかに風に揺れて水に映っている