上平声十一真ノ韻 軽暖 : ほのかな暖かさ 淙淙 : 水の流れるさま 吟杖 : 詩を吟じながら散策するときの杖 關關 : 小鳥の鳴く声 (大意) 少し暖かな春風が吹き始めて草も芽吹き始めた 谷の氷もだんだんに溶け始めて水が流れる音が聞こえ始めた 私は水の音を聞いてうれしくなりおもわず杖を止めて立ち止まった すると水の音に合わせたかのように鶯の鳴き声が聞こえてきた
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