上平声十三元ノ韻 野水 : 野原を流れている川 垂綸 : 釣り糸を垂れる 世煩 : 世の中の煩わしさ
(大意) 村はずれの川べりには柳の枝がたわわに垂れ下がっている 私はそんな川べりを散歩しているとあたたかな微風を感じられる 白髪の老人が一人草むらに座って釣り糸を垂れている 魚が釣れているようには見えないが世の中の煩わしさから逸脱しているようだ
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