(上平声一東ノ韻) 錦幄 : 錦の天幕
(大意) 秋色漂う山道を杖を突いてあちらこちらと気ままに歩いていた ちょうど夕陽が山を照らして真っ赤に染まっている それはまるで錦の天幕で覆ったかのような楓の林の夕景である すると何処からか夕方の鐘の音が聞こえてきて私の気持ちはますます昂ってくるのだ
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