(下平声六麻ノ韻)


   六出 : 六出花と同じ、雪のこと、
  蕭条 :  寂しい
  

 
 

(大意)  
  雪が深々と降って古木に雪が積もって花が咲いたようだ
  寒空に一羽の烏が羽を休める枝を探して風に向かって飛んできた
  その寂しそうな姿は日暮れの暗くなる夕闇の中に暗い影となっていく
  その鳴き声はあわれでまるで自らを嘆いているかのように聞こえる


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