(上平声十一真ノ韻)
皓然 : 白い様子 白妝 : 女の人の装い
(大意)
夕べから降り続いていた雪もやんで周りの景色も一面真っ白な朝だ 一本だけ聳えている松の木からは積もっていた雪が飛び散ってくる 私は杖を曳きながら春の野原を歩いていると朝日が昇ってきた すると春の淡雪が溶けて周りの景色は忽ち緑色に変わってきた 漢詩の目次に戻る