(上平声十四寒ノ韻)

  往事 : 昔のこと
  
  
  

(大意)

いよいよ今年も終わろうとしている時、わが家の炉辺に独り坐って
遠くに聞こえる除夜の鐘を静かに聞いていると心が落ち着いてくる
微かな鐘の響を聞いていると昔のことが思い起こされてくる
故郷を遠く離れたこの地での寂しさで酒瓶を何本も空にしてしまった



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